登校途中の出会い頭の偶然キスはありうるか

著者 :
  • 青林工藝舎
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本棚登録 : 94
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883793655

感想・レビュー・書評

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  • 駕籠真太郎氏の作品『登校途中の出会い頭の偶然キスはありうるか(2012)』を読了。 すげー世界観だなー。 唯一無二だなー。 駕籠真太郎氏の作品をもっと読んでみたくなったなー。 傑作。

  • 人体破壊さえ描ければいいんだろ、という清々しさ。もう細部の少しセリフに丁寧であってほしい。実験精神は好き。

  • 駕籠真太郎作品は初めてでしたがとても面白かったです。流石古屋兎丸先生が日本のダリと絶賛するだけはあるなーと感じます。僕としてはあの気持ちの悪いチワワが忘れられないのと夢もファンタジーもぶち壊すこの世界観が素晴らしいなと感じました。しかし医療系都市伝説を実験せよだけは終始顔が引き攣ったままでした。やっぱり人体切断は僕には少し早かったかなと思いました。後一応性器とかガッツリ書いてるけどこれ未成年読んでいいやつなのかな?それが疑問でした。

  • 駕籠作品はミステリ仕立ての長編から入ったので、本来のナンセンスエログロ路線のコミックは本作が初めて。

    マンガのショートショートと言った具合で矢継ぎ早にエログロ作品が連発されアドレナリンが出る作品群だが、極端に短い短編マンガだらけなので出オチを感が強いので途中で飽きる。

    一気読みよりも星新一のように少しずつつまんで読んで行った方がいい作品集。

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著者プロフィール

駕籠真太郎(かご しんたろう)
奇想漫画家を自称しており、エロ、グロテスク、猟奇、スカトロ、ホラーといったサブジャンルに留まらず、人間という存在を弄り倒す人体改造や人体破壊をネタに狂気的な世界を描いている。
ソ連や太平洋戦争を扱うこともあるが、それらのジャンルを下敷きにしたSFやメタフィクション的な構成をもっとも得意とし、「駅前花嫁」などのように作風的にはブラックユーモア、毒のある笑いが中心的である。
2002年からはイベントに参加したり個展を開くなど活動の幅を広げ、不道徳な排泄物を精力的に展示している。
2010年『フラクション』で第三回世界バカミス☆アワードを受賞。
2013年、第19回『Salon del MANGA de BARCELONA(スペイン)』で、スペイン漫画界で貢献度&話題性の高かった日本漫画家として受賞するなど海外での評価も高い。
2014年、LA出身アーティストのフライング・ロータス「You're Dead!」のアートワークを手がける。
現在では青林工藝舎の漫画雑誌『アックス』を中心にアブノーマルな作品を発表している。

「2023年 『駕籠真太郎画集 死詩累々[新装版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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