人望の正体 〜スキルとしての人心掌握術〜

著者 :
  • 晋遊舎
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883808779

感想・レビュー・書評

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  • 人望の正体…と言うタイトルで、中身は部下を如何にして惹きつけるかが中心を成している本です。

    特に著者は体育系の方なので、球界の監督の事例などが良く出てきます。

    ・コミュニケーションを積極的に取ろう
    ・非言語コミュニケーションを活用しよう
    ・部下を成長させる上司になろう
    ・卓球欲求を刺激しよう
    ・・裁量報酬を与えよう
    ・自主的に動くメンバーを作ろう
    ・悲観的な態度を見せるな
    ・忙しいと言うな
    ・強く期待しろ
    ・褒め言葉、褒めるポイントを探ろう
    ・メンバーを上手く叱ろう
    ・メンバーの性格を叱るな

    と、それぞれ文脈があるのでこれだけで全てではないですが、上記のようなことをコンパクトに収めている本でした。

  • 最初に叱り最後にほめる<br />メンバーのためにはたらく<br />成果が上がるシステムを四六時中考えること<br />ビジョンと目標さえ明確にしておけば、手段をころころ変えていくのが自然のこと。<br />大局観、根気、忍耐、尽力<br />優しいだけのリーダーはメンバーの心の中に入っていくのが難しい。<br />原点主義から加点主義に変えていくこと<br />不断からほめ言葉を収集しよう<br />「叱るとメンバーのモチベーションが下がる」と言う誤解<br />例えはらわたが煮えくりかえってもとにかく冷静になって頭を冷やしてから叱ること<br />しかるべき時にきっちり叱ることがメンバーとの絆が深まる<br />叱るときはシミュレーションすること

著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。臨床スポーツ心理学者。追手門学院大学スポーツ研究センター特別顧問。前鹿屋体育大学教授。日本スポーツ心理学会会員京都大学工学部卒業。1971年住友電気工業に入社。研究開発本部に所属。学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。1982年に脱サラし、米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。過去25年以上にわたり臨床スポーツ心理学者としてプロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。また、日本でも数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント心理分析のエキスパートとして知られている。2013年3月鹿屋体育大学を定年退職。2010年より5年間「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に準レギュラーとして出演。主な著書に、ベストセラーになった『イチロー思考 孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫』(東邦出版)をはじめ、『大谷翔平 勇気をくれるメッセージ80』(三笠書房)、『ゴルファーの潜在能力を開花させるマインドセット革命』(実業之日本社)、『新庄剛志 楽しく夢をかなえる言葉』(清談社Publico)など250冊以上にのぼる。

「2024年 『岡田彰布 眠れる力を引き出す言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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