- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883809103
作品紹介・あらすじ
ロング&ベストセラー漫画の原作者が描くひとりメシの美学…。
感想・レビュー・書評
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一人で初めての店に入るのこんなに躊躇されるんだ。意外。でもほんとに店に入るには勇気がいるものだ。「孤独のグルメ」の心の声がそのままで楽しかった。
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こんなふうに頭のなかでひとりごと言いながら、ひとりで食事をするのはさぞ楽しかろう。
しかしわたしにはできないのだ。野武士ではないし、おじさんでもないから……。 -
「死んだ杉浦日向子と飲む」→入浴の女王「七人の酔客」4万円の和箒の掃き心地とはいかなるや?
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久住氏の食にまつわるエッセイ集。
『ひとり家呑み〜』ほどくだけた感じではないが、その独特の世界観で満ちている。
冒頭のエッセイは、『文庫版 孤独のグルメ』の巻末に掲載されていたものとほぼ同じ。
(タイトルは同じで、中身の表現が若干だけ異なる。)
ニヤッとさせられるものばかりではなく、例えば「おじいさんの夕餉」のように少し物悲しいものがあったりして、この作者の優しさが感じられた。
私が気に入ったのは、「タンメンの日」。
タンメン自体も良いし、今どきの自己満足ラーメン屋への皮肉もいい。
[more]
(目次)
釜石の石割桜
生野菜定食、焼肉付き
冷やし中華ライス
雨漏りのコの字カウンター
殿様の麦とろ飯
朝のアジ
九月の焼きそビール
悪魔のマダム
死んだ杉浦日向子と飲む
七人の酔客
タンメンの日
おじいさんの夕餉
おはぎと兵隊
かっこ悪いスキヤキ -
面白い。文章は東海林さだお風かな。
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図書館本。漫画だと思ったら違った。この本の面白いところは、「この店はこれが名物で美味しいですよ」という紹介ではないところ。まずい店だったり、ふれあいだったり、哀愁が漂ってたり、庶民的な感覚で書いてある。珍しかった。会話のテンポが、TVの「孤独のグルメ」みたいw
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著者久住昌之が、日常生活の中で入る店でのエピソードを面白く書いた本です。漫画孤独のグルメのエッセイ版。
冷やし中華とはどうあるべきか、旅先で入った店でおかみのエピソードを聞いたり、野武士的な振る舞いに憧れるが小心でできないもどかしさなどなど、食を楽しむ著者に好感が持てます。
気楽に読める一冊ですのでぜひ。 -
コミック版を先に読んでいたのだが、原作も面白い。食にまつわるルポ的エッセイ集。
『釜石の石割桜』が絶品。港町・釜石の静かな夜が何とも言えない雰囲気で描かれる。『釜石の石割桜』の原型は谷口ジローと共著の『孤独のグルメ』のあとがきだろう。
コミック版には描かれていない作品もあり、コミック版を先に読んでいても、十分楽しむ事が出来た。 -
マンガとドラマでマニア的な支持を得ている「孤独のグルメ」の原作者によるグルメエッセイ。本書の設定は、著者が野武士にあこがれ、その心で食事をするという、コレまたマニアックな展開だ。
で、著者の述べる「野武士」とは何か。飯屋の引戸をガラッと勢いよく開けて、案内を待つ間もなく椅子にドカッと腰を下ろし、「酒!」と怒鳴る。どうやらクロサワ映画の野武士のようだ。やはり野武士といえば、クロサワか。
しかし、著者は野武士にあこがれるだけで、実際にクロサワ野武士のごとく振る舞うことはせず、まずいラーメンにも心の中で不満を述べるだけ。そして、食後に思いっきり後悔し、店の悪口を言う。加えて、なぜこんな店に入ったのだろうと自己嫌悪。およそ野武士らしからぬオチが待っている。
ま、行く店行く店で、野武士のごとく暴れ叫び、そんな武勇伝エッセイを語られても読者としてはついていけない。