カラダ探し (第2夜 上) (ケータイ小説文庫 Hう 1-3)

  • スターツ出版
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本棚登録 : 73
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883818068

作品紹介・あらすじ

「私のカラダを探して」とバラバラにされたカラダ探しを頼んできた友人の明日香。美雪達は、明日香を愛する高広と共に、夜の学校でカラダ探しをすることになる。しかし、学校の怪談話だと思っていた赤い人が出て邪魔をしてきた。その呪いを解こうと、赤い人の住んでいた家に足を踏み入れる決意をした美雪達だが…。『カラダ探し』待望の第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • 3.0

  • 自分の身体を探してくれ、と友人に頼まれて
    初めての友人と探す事に。

    こんな生活繰り返していたら、発狂しそうです。
    早く探して元の生活に戻りたい主人公達四名と
    ループのままでいたい一名と、どっちつかずが一名。
    確かに、よくよく考えれば、繰り返される日々ならば
    何しても大丈夫、というわけで…。
    とはいえ、その決断をしてるのが凄いですが。
    戻るから、と分かってはいても、選べるかどうか。

    夜の学校を、ひたすらに探し、ひたすらに殺され…。
    ぎすぎすした自宅の事を考えれば
    まだ生きている、と言えるかも?
    しかし、殺される痛みはあるわけで…。
    逃げていても、結局殺されるのならば
    ループしててもうまみがない気がします。

    探せたら、次の人が…という繰り返しも
    どうにかなるのでしょうか?

  • マンガが怖すぎて、続きをちゃんと知らないとコワイ!と思い、原作小説を先に読むことにした。
    明日香達のカラダ探しが最後にいまいちハッピーエンドにならなかったので、今回はなんとしても幸せに…!と思いながら読んでいたのだけれど、次の主役になったのは美雪という目立たなくて友達が居ない女の子。この作品は、主人公の一人称で進むので、この子の心情が常に語られるんだけど、ついこの間までコミュ障で友達居なかった割に、仲間への言動がけっこう馴れ馴れしかったり、じゃっかん人物描写に甘さがある。もう少しキャラ付けを明確にした方が、明日香との対比が生まれて良かったかな。
    カラダ探しは2回めらしく、1回めにはなかった設定が絶妙に追加され、このあたりの持って行き方は上手い。

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著者プロフィール

福井県大飯郡高浜町在住。11月2日生まれ。代表作は『カラダ探し』(スターツ出版)。生まれ育った町で、作家活動以外にも創作活動を行っている。

「2023年 『絶命教室 怪人ミラーとの恐怖のゲーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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