- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883840175
作品紹介・あらすじ
本書は統計学を初めて学ぶ学生を対象にして書かれた教科書です。筆者がイリノイ大学、スタンフォード大学、そして京都大学で行ってきた講義をもとにまとめたものですが、数式を見ると恐怖を感じる学生も統計学に対する興味を失わないよう工夫を凝らしました。計算が得意な学生にとっては統計学が楽しく学べるような内容になっています。
感想・レビュー・書評
-
[第2版第4刷]2001年9月25日
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りた。数式ばっかり
-
わかりにくかった。
-
学生時代に受けていた統計学の授業で使っていたテキスト。3、4回出席した時点でついていけなくなって、結局ほとんど出席しないままだったのを覚えている(課題提出と試験だけはしていたので単位はもらえたけど)。今回、統計学を学び直したくなって、数年ぶりに引っ張りだしてみた。
腰を据えて読んでみればわかるだろうと思ったのだけど、今回もやっぱりわからない。記述がシンプルで丁寧なのだけど、肝心なところで概念がつかめない。なんでそうなるのか、こうじゃなだめなのか、という疑問がわくのに、それに応えてくれる記述がない。学生のころも、たしかこういうつかめない感じにやられて断念したのだった。
しかし、これはテキストが悪いのじゃなくて僕に合わないだけ、ということが今ならわかる。たぶん、このテキストは、できる人にはとてもわかりやすいのだと思う。この後に宮川先生の基本統計学読んである程度理解できたつもりなのだが、理解できた頭で読み返すと、とてもよくできていることが理解できる。数学的・学問的な正確性を損なわないで、平明でシンプルな記述がなされている。僕が疑問に思ったことは数学的には自明のことで、わざわざ説明するまでもない、ということ。
やはり、単に公式を知っているというのではない数学的な素養というのはこういうときに違いとして出るもんだなと感じる。 -
統計学の基礎。練習問題も多くわかりやすい。