檻の外 (Holly NOVELS)

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著者 : 木原音瀬
制作 : 草間 さかえ 
  • 蒼竜社 (2006年5月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883862986

檻の外 (Holly NOVELS)の感想・レビュー・書評

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  • 文庫版「箱の中」の完結のために。BLのそういうシーンに目を奪われて大事な事を見逃してはいかんよ、勿体無いよ。と、このジャンルを避けてる方々に申し上げたい。『雨の日』からは喜多川からの語りになるので、それまで語彙が少なく常識が乏しく思えた喜多川が随分と人間性が豊かになったように思われて、それだけでも彼らの満たされた生活が感じ取れます。本編で打ちのめされはしても落涙までなりませんでしたが、『なつやすみ』、これは…決壊。

  • 文庫版を読んだので、番外編のために購入しました。
    胸がいっぱいで言葉になりません。
    堂野の「いっしょに死にたかった」という一言で、喜多川は幸せになれたんだと確信できて涙が溢れそうになりました。
    堂野にとっても喜多川にとっても元妻の子供は本当の息子のように思える存在で、彼と接する喜多川はすごくちゃんとした人になっていました。
    そんな喜多川が見れて、なんていうか二人の仲良しな生活を綴った「雨の日」よりもずっと「なつやすみ」の方が幸せいっぱいな気がします。
    切なくて物悲しさは残りますが、本当にすばらしい世界でした。

  • 文庫版にはなつやすみが収録されてないと教えて頂いた皆様ありがとうございました。本編ではびっくりな展開にまたまた苦しくなり、雨の日でふたりの優しくて温かい感じにニヤニヤして、なつやすみで大号泣。涙で文字が読めませんでした。読み終えてしばし呆然となりました。なんというか、心がいっぱいというか…。貸してくれた友達に感謝、次回本屋さんに行ったときに購入決定です。

  • オレは今、木原本を毛嫌いしていたことをモーレツに反省した。
    なんだこのよさは!
    色々あって苦しいだろう状況を優しい夏が通り過ぎていく「なつやすみ」号泣ものだった。
    そしてまさか最後の最後まで書くとは!!

  • 借り物。
    ああああ……ああああああああ喜多川あああああ………
    久々にガッと小説読んだけど喪失感が……
    BLで死まで書く作品ってなかなか少ないと思う。大体老後までいってご想像にお任せします(BLって基本的には悲しさとか切なさとかより幸せとかよかったね!っていうのを求められてる気がする)な感じが多い気が。
    後日談が全く別のキャラクター目線で書かれるのって多いね。夏の塩思い出しただけだけど。
    尚がどんどん成長してくからエッエッどこまでいくのって思ったら…そこまでいっちゃったか……
    すっかり人間らしくなった喜多川がまた愛しくて仕方ない。
    「…一緒に死にたかったな」でピーク。泣きかけた。
    最後は堂野が死ぬところまで書かれるのかと思ってた。でも堂野は最後まで生きるんだね。
    はーいとしい。

  • いやぁ…前作を読んでから、いてもたってもいられずに手を出しました。
    翌日仕事で眠くても、眠さなんて吹っ飛ぶくらい引き込まれます。
    心をごっそり持ってかれてしまって、真夜中に放心状態です。
    心をね、抉られてしまう。

    結局はハッピーエンドなんですが、これは家族愛に恵まれなかった喜多川の生涯の物語だったと思います。堂野が喜多川にむけた愛は、恋愛感情での愛ではなく、家族に向ける愛に近かったのではないかと思う。
    『死ぬまで一緒にいてくれ』と、そう願った喜多川の言葉の通り、堂野は
    最後まで、それこそ、喜多川が息を引き取るそのときまで側にいた。
    喜多川は本当に幸せだったんだとうな、と。

    堂野の元妻の子供、尚の視点で書かれた『なつやすみ』に至っては、もう
    涙がだらだら流れっぱなしで、堪らなかったです。

  • 初めてBLでガチ泣きした作品。とても好き。切ないって、こういうこと。

  • やりきった人生。

  • 講談社文庫『箱の中』を読んで感動冷めらやぬまま、番外編が収録されていると聞き早速読みました。
    何でこれが収録されていなかったのか驚きです。檻の外だけでも2人が結ばれたことはわかりますが、喜多川圭という何も知らなかった男が人に愛情を与え教えられるようになったというのはもう感動です。堂野を置いていって、、堂野を思うと私は悲しい。

  • 箱の中の続編と聞いて購入。一気に読み終わってしまった。BL作品で1人の人生を書いてある作品は初めてだったので感動しました。やはり愛は素晴らしい。

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