リベット (Holly NOVELS)

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著者 : 木原音瀬
制作 : 藤田 貴美 
  • 蒼竜社 (2006年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883863037

リベット (Holly NOVELS)の感想・レビュー・書評

  • 木原さんが書く重たいテーマのお話の中でも、群を抜いて重たい一冊でした。読むの辛かった…。体調が悪い描写につられて私もなんだか気持ち悪くなってきちゃって、何度も休憩をはさみながら読み終えました。HIV、よくこのテーマで書こうと思ったなあ。
    初芝先生に非はないんだけど、私も彼女の立場だったら怖いし、きっともっとひどいことを言うと思う。すごい怖い一冊だった。続きは読みたいと一瞬思ったんだけど、きっともっと苦しくて辛い描写が続くに違いないから、もう耐えられない、ここで終わりでいい。
    でも木原さんはBL作家の中で一番好きです。私がノアなら方舟に入れるBL作家には木原さんを選ぶくらい。

  •  HIVネタだと解っていて読んだのでそれほど衝撃はありませんでしたが、主人公の優しさや苦しみと、与えられた優しさをどうしていいのか解らない葛藤とか、読んでいて胸が締め付けられました。
    文章を読んでいるだけなのに、動悸が起こるって、体が文章に反応して異変をきたしてるんでしょ怖いわーその表現力。と思いました。

     攻めがいい男すぎる。
    表紙裏でちゃんとH沢山させてもらえててよかったって安心しました。
    ただこの攻め大好きだけど、コンナ人イナイヨー。
    どうしたらこんな都合のいい出来のいい子が育つの?
    受けを好きになる理由は理解できるけど、お前の存在が天使すぎて理解できないよと最後まで頭によぎり続けたょww

     主人公を強姦してエイズに感染させた男。
    その男に攻めが出会っていたから、攻めは主人公に気づいて恋をした、そして主人公は生きることを手放さなかった。
    と思うと因果関係が巧みすぎて空恐ろしい作者さん。
    プロットが完璧すぎて素敵です。

     もっと真剣に行きようよ私。と、生き方改めようぜと思わされながら読んでました。

     帯に「病めるときも・・・」って書いてあったと知ったときの笑いは半端なかったです。笑えない。

  • HIVポジティブ、という重いテーマでも、読後感が悪くない。登場人物それぞれの思いが交錯し、共感できたりできなかったり。人生を恋愛を、人を想うことを考えさせられる作品でした。

  • よくこれが本になったなって思いつつ、流石木原さんだなと思った。
    もしも自分がレイプされた挙げ句にエイズをうつされたらと考えるとやるせない。

    カバー裏を読んで救われた気持ちになった。

  • これってBLじゃないよね、という印象。
    重すぎて何か疲れる話だった。BLはもっと楽しく読みたい派です。重さも切なさも、この方向性で求めていないので。

  • 痛々しい!!!!!!辛くて読めなかった…

  • BL界では多分、最大の禁忌に手ぇ出した感じのネタです。
    ニューヨーク・ニューヨークも顔負けの10t級の重さのテーマです。
    HIV感染者が主人公。
    軽々しく扱えるテーマじゃないのを理解してて、それでも書いてしまうのが
    この作家さんの凄いところだと思います。そしてそれを世に出せるだけの
    力を持ってます。
    BL的展開なんて皆無です。
    でも、とっても真面目で不器用で、優しくて臆病で…。
    そんな男の人たちの、せつなくて、苦しい恋のお話です。

    肝心の病持ちの主人公は、ガチでノンケ。
    そりゃもう、見事に最後までノンケ。
    一途な攻が可哀想に思えてくるくらい、なびかないです。
    結局はふたりの今後を示唆する程度で1冊が終了し、それでも本当に
    心がほっこりして、暖かくなって、少し涙がでる。

    読了後、カバーを外したら……(驚)

  • BLでHIVを取り扱った小説ってこれくらいじゃないでしょうか。
    痛くて重いです。流石木原先生。

  • BL界のタブーHIVを取り扱ってる作品。割と痛い。

  • あらすじやレビューを読んでどんだけ痛いんだろうと怯えていましたが予想と違って静かなお話、という印象でした。

  • 端的に言えば、
    親友に強姦されて、そのたった一回のためにHIVに感染した男のお話。

    だから、
    これ、BLなの?
    と尋ねたくなってしょうがない。

    いや、決してBLというジャンルを軽く見ているわけではないけども、
    しかし所詮は女子の妄想だよファンタジーだよね、と言われることは前提のジャンルだということは間違いないわけで、
    だからと言っちゃー何だけど、
    あたしはもっと、キュンとかエロとか詰まったわかりやすく萌えるものを読んでニヤニヤしたいんですよね!と思わなくも無いと言うか。

    阿岸の自己中・自己満ぷりは同情したくもならないし、
    乾を頼りたくて頼りたくない初芝さんの気持ちも、
    ことごとく失恋していく状況も痛いし、
    乾の献身的な姿勢も清清しすぎていたたまれない…

    うーーーん、
    とても良い話だとは思うのだけども。
    それほど響くものでもなかったです。

    とりあえず、図書館で借りたせいでカバー下の3年後の救いが読めなくて残念です…

  • 何も知らずに買ったら重いテーマで驚いた。
    小説としては悪くはないけどBLではない。

  • 私は、すごく好き。
    今回はHIVを抱えた本当に普通の男性が主人公だ。
    なんだよ、そんな設定の挿絵がついた小説、はじめて出会ったよ。
    毎度毎度、BL作品と呼んでいいのか迷うテーマだと思うが、
    一人の人間が一人じゃないことで救われる様に心が震える。
    木原作品の魅力はまさにそこか。
    あと、電子書籍での購入なのですが、
    電子書籍(eBook Japan)だと噂のカバー下のおまけがついてなくて、
    そのことに私は号泣したい。
    (追記)電子書籍大手のパピレスでは、カバー下のおまけSSが
    ついているようです。買う人は注意!

  • せつない、せつなすぎる 教師同士 年下けなげ攻め

  • また出た重い話。
    普通のBL求めてる人は全く楽しい気分になれないネタが主題。
    でもそれ以外の人には最後まで一気に読ませてしまいそう。献身的過ぎる乾が可哀想可愛い感じで、なんかもう見てて苛々してくるレベルだけど実際居るよねこういう人……と最後には諦めた。初芝については運命の理不尽さに苦笑呆然言葉もありません。でも木原さん曰くあと一個何かでかい問題が起きてそれを乗り越える+2、3年後で幸せになるなら良いと思います!
    あとこのストーリーで普通にエロ出てきたらどうしたもんかとはらはらしましたが、流石に無くてよかった。

    追記:
    カバー下のにやっと気付けた。幸せそうで美味しいです。

  • やっぱり泣いた〜!終わりがあれなんで、コミックの続編用意しておいて良かったかな…。でもこの終わりもいいと思った。重いテーマではあったけど物語りがいい。エロいとこなくてもいい。初芝の気が狂いそうな恐怖と孤独感、相手が欲しいと思う言葉を嘘でも告げる乾、魂鷲掴み。側にいるための建前でいいって…もうもう…!作り物だと分かっているのに、人の感情がリアルに既視感を呼ぶようなとこがあって…素晴らしい。

  • BLでHIVを扱った話は珍しいかなと。主役ふたりと周囲の人間の感情がリアルでした。これだけではハッピーエンドとは言いがたいかもしれませんが、お話としては好きです。

  • 内容が重くて・・・でも読み応えのあるいいお話でした。

  • 「不治の病」を患った人の心理、「不治の病」にされてしまった被害者の心理、そして「不治の病」を患う人と対峙した援助者(ボランティア)の心理についてはよく書きこまれており、その部分は良かったと思います。
    しかし「エイズ」として考えた時、その病気の症状、治療(対処)法、周囲の(というか主人公の彼女の)認知の低さについて疑問に感じる点が多く、小説として集中して読めませんでした。
    執筆に際して本当にエイズについて調べたのか疑問に思います。
    BLとして括るのはもったいないとの見方もあるようですが、これだけ重いテーマでありながら、あまりエイズという病気との闘病部分について詳しく書き込まれていない点を考えると、やはりあらゆる意味で「フィクション」色の濃い「BL」という括りからは、出ないと思います。

  • これ、本当に考えさせられるのです。
    教師なんですが(受けも攻めも)
    受けキャラの先生には誰にも言えない大きな秘密があるんですが、攻めキャラの先生に見破られてしまう。
    苦労して悩んで・・・でも、初めて協力者を得ることになるけど、そこにも苦悩が。
    切ないけど、あり得ない話ではない。

    読み終わったら、表紙のカヴァを外すと、またお楽しみが^^

  • よかった。苦しさを乗り越えて幸せになってくれて本当に良かった。

  • このお話は言葉では説明できない。ともかく泣いた。

  • 購入してから二年と数ヶ月たって、カバー下に書き下ろしがあることに気づきちょっと救われた

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