吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.2 (Holly NOVELS)
- スコラマガジン(蒼竜社) (2007年10月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883863280
作品紹介・あらすじ
日本に来て半年が過ぎ、アルもやっと周囲の人々や生活に慣れてきた。春からは施設に新しいエンバーマー、室井が加わり暁の職場も賑やかだ。が、暁は明るく陽気で率直な室井と反りが合わない様子…。そんなある日、アルにモデル&ドラマ出演の依頼が。人間だった頃からスターに憧れていたアルは大喜び。しかし暁は大激怒。簡単にはお許しが出そうになくて…!?吸血鬼シリーズ第2弾。
感想・レビュー・書評
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このシリーズ好きだ。読むと幸せになる。
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アルが暁の恋人に立候補する。
ここまでやっと進んだか。 -
アルが暁に自分事が嫌いじゃないなら言葉で表現してくれなきゃ分からないって迫る下りで
「すき にして すきっていって」
の台詞が読んだ直後からツボってしょうがないんだが(笑)。なんか、よつばが言いそうな台詞だな、って思っちゃって(笑) -
1巻に引き続き、ラブな要素は…少ないですね
今回もアルが痛い目に合ってます
軽~く書いてありますが、そうとうなもんじゃないでしょうか?
というわけですが、やはり一気読みしてしまいました
おもしろかったです、とても -
読メでは初登録だけど実は再読。5巻を読んでこれを再読しているので、暁の「恋人も恋愛も必要ない」という言葉や、忽滑谷の暁評「優しくされることに抵抗があるのかもしれない」などが胸にずっしりと来ました。そんな暁の中にある優しさをいくつも見つけて、暁に惹かれていくアルがとても純粋で可愛い。「ずっと暁の傍にいたい」と願うアルの気持ちが、「ぼくはどれだけいきるかな」という言葉に繋がっていくのが切ないです。吸血鬼と人間の生きる時間の差というのは重いですよね。。。
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相変わらずヘタレ吸血鬼のアルの無垢さは可愛い。
しかし、ここまで読み進めてきてやっと気付いたけれど彼の真っ直ぐな行動や直球の愛情表現は
作中では「外人だから…」の一言で済まされているけど、それでも実年齢は三十路を越えている
(肉体的には吸血鬼になった20前半でストップしてますが)人間の行動では無いかと…天然ですね(笑)
それとも人外の者になってしまった影響なんでしょうか。
今回も後半血なまぐさい事件が絡んできますが、どうも事件そのものの勃発が遅いので
物語の核として捉えるとアッサリ終わってしまって物足りない感じがします。
ただ、事件よりも事件を経てのアルの心情変化が重きにおくとしたらなかなか纏まっている感じ。
終盤、これまでペットとご主人のような(失礼)温かみのある暁とアルを
いきなり終盤から恋人云々の話に持っていかれると、お姉さんは置いてけぼりを感じてしまうんですが…(汗)
まー、ぼーいずらぶなんですけどね。
そこら辺は了承しなきゃいけない所なのでしょうか…
続きが出るのが楽しみなような怖いような複雑な気分(笑)