吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.3 (Holly NOVELS)

著者 :
  • スコラマガジン(蒼竜社)
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883863570

作品紹介・あらすじ

吸血鬼ドラマ第2弾の放映が決定。それもロケ地はアメリカ。俳優もしたい、故郷にも帰ってみたい!そんなアルのお願いに、渋っていた暁から条件付きでお許しが出てアルは大喜び!…しかし悲しいかな昼は蝙蝠。飛行機に乗れないアルは、再び冷凍蝙蝠に…。一年ぶりに帰ってきたアメリカで、アルは吸血鬼仲間のキエフに再会する。キエフはつっけんどんな対応の暁に興味をもったようで…。可愛い吸血鬼アルシリーズ、第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • ここからは続編全部出てから読めば良かったかも…。コミカルなとこもあるけど、タイトル通りトラブルな感じ。奥手な二人だけど徐々に進展は水面下であるのかな…どういう結論を出すのか、難しいなぁ

  • 相変わらずのカタツムリ恋愛。でも、そこがいい。

  • ロケでアメリカへ。

    扉絵カラーが蝙蝠2匹というのがまた(笑)
    可愛いなぁ。。。

    そのまま冷凍庫に放り込んで冷凍 とか 時間が無くてレンジで解凍 とか
    暁の感性がたまに分からない。。

    ちょいちょいアルが彼は 結局受け入れてくれるだろう、とあるように情に熱いのだろうな、とは思うが
    以下一節には笑った。
    「暁が簡単に相手を受け入れる性格ではないというのは、近くにいる自分が一番よく知っているけれど、繰り返し打ち寄せる波が岩を削っていくように、頑なな心が何度目かの大波で砕かれないとも限らない。」


    仲間にも会えて 完全化になれるかもとすすめられたが今後どうなっていくのだろう??

    キエフのアドバイスが手紙を書く というのにナルホド、となり
    暁のアドバイスの 後10年したら隠し子として会えるというのに
    性格が出ているなぁ。。

    『ポーの一族』に女の子が女性となったら吸血鬼化して夫婦になる という源氏物語のような発想の男性が登場したが
    キエフは300年間、かつての婚約者をこえる存在がなかったのか、そもそもつくろうとしていないのか どちらだろう??

    それぞれ皆のスピンオフ的過去が気になる。。

  • 再読、シリーズ第3弾。アルの里帰りアメリカ編です。吸血鬼ドラマの続編をアメリカで撮ることになって… 昔、アルが出会った本物の吸血鬼・キエフが登場しますが下村さんのイラストが素敵♡ 暁の過去がちょっと分かってきたりと少しずつ物語も動いてきました。アルは甘ったれでたまに考え方がクソ甘い!って思う事もあるけど、憎めない子です。自分の時間は止まったままで暁とは必ず別れがくると分かっていても離れる事を選べないアル… アメリカ編まだまだ続きます。

  • 暁と離れたくないから中途半端な自分がいいのだ、というのは困ったちゃんだよね。

  • 3巻まで読んで気づいた。この作者さんはあのじれったかった作品を書いた人と同じだということを・・・。これはまた最後まで耐えなければならない予感が、とりあえず今の時点で5巻まで発売されているがここの巻でやめて、完結を待つかとりあえず5巻まで読んでしまうか迷う。最後まで一気に読みたい

  • 面白いです。

  • あきらだけ、だからちょっとゲイ…ってアル可愛すぎるだろ〜(●≧◇≦)ノ
    暁もね〜かなりアルの事が気になってますよ。相変わらず怒ってばかりだけど、アルが居なくなったら必死に心配したり、添い寝するのも結局許しちゃうしね^_^ アルが背中から抱きしめて寝たふりした暁に片言で「あいしてる…」て言うんですよ、もう悶えながら読みました。エロシーン皆無なのにこれだけ萌えられるって凄い!

  • ますます目が離せない展開になってきました3巻目。
    登場人物はどんどん増えてゆき、この広げまくった風呂敷を一体どうやってたたむつもりなのか、その辺が非常に気になってきました。
    今回も見事にBLしてないです。桃色どころ触れ合いすらも微妙。
    そっと触れる、じゃなくて『鷲づかみ』ですので。
    それも冊数増える事に、鷲づかみ率高くなるんで。それどころか、最近は
    放り投げられることも……(笑)

    今回はアルの故郷アメリカ編。
    伏線張りながらの4巻へ続く、なんですが、片言のアルに相変わらず
    身悶えます。可愛い。でも暁が最近、もっと可愛い。
    なんでこんなに素直じゃない不器用ものなんでしょうか。

  • 5巻を読んだので再読。暁の過去を知ってから読むと、暁とリチャードの関係性がより理解できるし、暁の心情も想像できるので再読の面白さが増します。アルにとって何が一番かを深く考えてアメリカに連れて行ったのであろう暁。暁の中でアルの存在は確かに大きくなっていると感じるだけに、アイスクリームを食べ続ける暁が痛々しい。暁の本質にある優しさを敏感に察知し惹かれていくアル。眠る暁にアルが口づけるシーンがすごく好き。でも、アルが自分の在り方を間違えてしまうのもこの巻。そんなアルをじっと見るキエフという描写が胸に響く。

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著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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