吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.5 (Holly NOVELS)

  • 243人登録
  • 4.31評価
    • (35)
    • (26)
    • (9)
    • (2)
    • (0)
  • 20レビュー
著者 : 木原音瀬
制作 : 下村 富美 
  • 蒼竜社 (2011年10月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883863808

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
木原 音瀬
中村 明日美子
中村 明日美子
有効な右矢印 無効な右矢印

吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.5 (Holly NOVELS)の感想・レビュー・書評

  • 再読、シリーズ第5弾。アメリカ編が完結です。今まで起こった事件が繋がって一つになっていく… いろんな意味で成長を遂げたアルがちょっと頼もしく見えました。本当にちょっとだけですがw 後半は暁の過去の番外編。なんていうか、辛くて痛い… 特に施設の園長の“嘘"には読んでるこちらも苦しくなってくる。きっと、絶対、暁はイングリットに会いに行ってないんだろうな… 早くこの続きが読みたいです!! 先生お願いします!

  • 本編と番外編(暁の幼少期)。
    アル、今までよりも吸血鬼らしくなって日本に帰国する。暁に依存するばかりの状態から、支えあう、対等に付き合うことに目覚める。
    暁の幼少期は家庭内暴力等を経て、蝙蝠と遊ぶことが唯一の癒しになっている様を描く。

  • 本編は100Pくらいでそんなに進まないんだけど、暁の過去編がすごかった。面白いじゃなくすごいという表現で、内容のコノハライズムを感じて下さい。
    精神的に来るので仕事の前に読むのはオススメしません。

  • 未完だから・・と取っておいたのだけど読んでしまったw
    本編は1/3くらいで残りが暁の過去の話。
    辛い話だけど読んでて面白かった。
    木原作品はレビュー読んだだけでビビって
    他の作品は読んだ事がないのですが読んでみようかな・・。
    ライトそうなのからチャレンジしたい。

  • 暁の過去がう~~ん納得できるようなできないような
    物語に必要な解説の話

  • 暁の過去話のインパクトにBLとか吹き飛びました。きつい…重い…!
    このシリーズはハッピーエンドで締めて欲しいなとしんみり。
    アルは帰還早過ぎやしないかと思ったけど、まあ短い間に色々あったからいいのかな。でも描写の印象に比べて成長があまり感じられないのがどうにも不思議。

  • 暁の子供時代の笑顔が可愛くて可愛くて!それだけにその後の展開に胸が潰れる思いでした。このシリーズは比較的痛い描写がなかったと思いますが、ここへ来て…酷いよ木原さん(oTヘT)o
    暴力を振るっていた叔父さんは悪だけど、最後庇えなかった叔母さんや温厚な施設の園長などは悪とも善とも言い難い。そんな大人達の顔色や胸の内を伺いながら成長して来た暁の過去に涙が出ます。もう暁の幸せを願わずにはいられません!それにはやっぱりアルの純粋無垢な愛情で暁の凍った心を溶かして欲しい。
    次巻の二人が待ち切れない〜暁もアルも好き過ぎて困る!そしてキエフも^_^

  • ほとんど暁の過去編で本編は3分の1ぐらい。
    木原さんだからある程度は覚悟してたけど、やっぱり…というかなんというか。
    たたみかけるような裏切りの中でイングリットのあったかさが泣ける。

  • 度重なる発売延期に、期待と落胆を幾度も繰り返して漸く手にした5巻。
    いそいそと読み始めて、あっというまに本編終了。



    え…………? こんだけ?



    と思った読者が一体日本全国にどれだけいたことやら(笑)
    そんな絶望を余所に読み始めた暁の過去編に、心の隅で「こんだけ?」と落胆した自分を殴ってやりたくなりました。
    このタイミングでこの話を投入してくる木原さんに、なんかもう仰け反りそうになる。
    木原さんは登場人物を掘り下げて書くことに長けてますが、その心理描写は秀逸。
    人間の汚い部分、思わず目を逸らしてしまいがちな汚れを、見ないことになんて出来るかとばかりに書き綴ってます。

    それゆえに深みや愛着を増してゆくキャラクターに読者は引きずり込まれてゆくのだなー……と。
    次巻を読めるのは一体いつになるやら……と不安を感じつつ、待ちわびてます。

  • 何度も発売延期してやっと出たと思ったら本編が番外編の1/2の分量ってことに驚きました(笑)。

    本編はアメリカに置いて行かれたアルが心身共に少し成長した話。
    アル自体は嫌いじゃないけれど、いくらなんでも子供っぽすぎないかと思っていたので早々に精神的自立を志してくれて良かったです。

    今回のメインは番外編ですが、読み始めた時の本編の短さへの不満が吹き飛んでしまいました。
    潔癖とも言えるくらい純粋な暁と善人でも悪人でもない人達。
    過去があるからこそ今の暁がいるという当たり前の話ですが、暁というキャラクターの骨格を見たようなそんな気持ちになりました。

    次巻で決着は付くのかというより、次はいつ出るのかということが気になります。

  • 吸血鬼になってしまったアメリカ人青年(アル)と、気難しいエンバーマー(暁)のお話第5巻。長いこと読み返してなかったから、結構忘れている事おおいな。
    本編では身体的変化のあったアル。半吸血鬼からほぼ吸血鬼になりました。
    もうアルが死ぬような目に会うのはお約束か、と思うほど毎回毎回殺されかけていますね。でもめったなことでは死ねない。吸血鬼だから。
    吸血鬼といえば、吸血ですが、血をすすっている描写が結構好きです。エロいからかな。牙も少しはやせるようになったみたいだし、これからもバンバン人の血を分けてもらえばいいと思います。
    と、本編の感想はいつものBL小説のごとくやきもきしたり、キュンとしたりで結構だったのですが、この本は番外編の方がすごかった。

    木原さんの小説で一番気に入っている部分は言葉にしにくい汚い事、感情を文字にしているところです。これが後からじわじわ効いてくる。
    男が二人、苦難を乗り越え、ゴールイン、世界中がハッピー!って本もいいのですが、人の心の暗くて柔らかいところをぐりっとぐいぐい取り出して、本音を暴くような描写が読者を惹き込んでいきます。
    番外編では暁の過去の話が明かされます。両親の離婚と死、叔父さんによる虐待、いじめ、裏切り、保護施設での生活、いじめ、大人の嘘、と散々な幼少期から青年期を送っていきます。
    とにかく、心が壊れてしまうんじゃないかというぐらい立て続けに不幸が訪れるのですが、根が優しくて純粋なんでしょうね。賢い子だから本当はわかっていたのでしょうが、自分の信じたい大人を頑なに信じ続けます。健気ないい子です。
    裏切りに怯えた果てに暁が見つけたものは、「信じ無ければ裏切られることも無い」ということでした。かわいそうな子です。無条件に信じて甘える事が出来なかった子どもです。
    児童保護施設の園長のキャラは秀逸でした。良くも悪くも大人です。誰もがみんな正しい事が出来るわけじゃない。時には相手を傷つける嘘をついたり、その場を取り繕うために誤魔化したり、施設の運営のために援助金を横領したり。そして子どもたちの力になりたいと思い、その仕事に就いていたのでしょうね。彼の行動のすべてが偽善とは思いません。善悪だけでは語れない、人の心の絡まり合いの中で彼もまた傷つき懸命に生きたのでしょう。
    最後のシーンで旅立つ暁に紙袋を渡します。暁は謝罪の心を期待していたのですが、その紙袋に入っていたものはお弁当。園長の心遣いでした。暁が欲しかったものとは違っていましたが、このすれ違いも人の心の複雑な絡まり合いを表している印象的な場面です。そして施設を離れ、再び施設の職員として登場してきた男の子。彼もまた成長して「大人」となり、園長への失望を隠すことなく書かれます。それでも人は生きていかねばならない。
    暁がアルや廃工場で見つけた蝙蝠に惹かれる理由がなんとなくわかります。自分を信じてくれる人を信じたい。信じられる人にしか心は開けない。恐れと猜疑のはざまでそれでも人を信じたい、誰かに認めてもらいたいと、人はもがくのでしょう。歪だけれど美しい。そういう相反するものが同居している。

  • 随分と待たされて、待たされた結果が
    本編<番外編 な量だったので、
    おいおい、とツッコミを入れてました。
    (ホント、何度『発売延期』の文字にガックリしてたか…苦笑)

    読了後は、番外編が良かったので概ね良し、です。
    ただ本編はあってもなくても…な内容。
    展開が苦しいですねー、な気がしないでもなく。
    アルをアメリカに置き去りにしたものの
    日本に戻す理由をどうにかしてやらないと、な感じで
    ちょっと無理無理、苦しい言い訳、な気がしないでもなかった。

    なんとか…ホントなんとか日本に戻れそうなアル。
    今後の展開が楽しみです。
    ていうか、今回本編の量があれだけだったので
    次がまた間が開くとちょっとなーな感じです。
    ネタ切れと言われても仕方がないというか。
    その辺が頑張りどころですね。頑張って下さい。

  • 木原先生は小説の中でも鬼畜(笑)ですが今回は読者にまで鬼畜でした。でも、暁の過去はすごくよかった。過去にこういうことがあったから今の気難しいけど根はやさしい暁がいるんだなあ…

    毎回木原先生の本のレビュー(といえるものでもない)を書いてて思うのですが、もっと文が上手に書けるようになりたいです。

  • やっと発売しましたね~!
    発売日が伸びて伸びての繰り返しだったので、発売日を追いかけると失望するので、もう投げていたら、いつの間にか書店に並んでいました。

    作家様が大好きなのですが、このタイトルは木原先生の作風としては
    少し異例で(?)ほのぼの、コメディ要素が多分に含まれていて
    とっても読みやすいです。
    もちろん、独特のほの暗さはありますが。

    楽しみにしていたこの新刊は4巻からの続きで、さらに6巻への繋ぎという、ちょっぴり中途半端な本編ですが、真の本編である番外編が読み応えがあって一気読みしてしまいました。
    4巻のあとがきにあった暁の過去話がギュギュっと詰め込まれていて、胸が痛くなってしまいました。

    次巻で決着をつけたいという後書きでしたが、ぜひシリーズ化を熱望するすばらしい作品だと思います。

  • 番外編が本編の倍の量w4巻ではアルと一緒になって泣き濡れてたので気づかなかったけど、キエフの言う「依存」に納得。暁と一緒にいたい願望だけが全てになってしまい「自分がどう生きるか」が抜け落ちてたアル。まだ成長したとは思えないけど、中途半端を脱出して一歩は踏み出せたかな。日本に帰ったアルが暁を支えられる存在になりますように。暁の過去編は辛く重い木原節。大人の都合や事情は子供を傷つける。ましてや諫早のしたことは…。暁の心が凍り付いてるのはこの過去に起因していると理解した今、1巻から再読したい気持ちが沸々と。

  • ひっさしぶりに木原さんの本を読んだら大変面白かった。引き込まれる。
    100ページちょっとの所で本編終わって番外編に入った時はそりゃないぜーって思ったけれど、最後まで読んだら大満足だった。
    今回は独特のグロさはぬるかった気がする。相変わらずひどい話ではあったが。

    あともうホントお願いなんで、誰かキエフを攻めてください。

  • あ、発売日がまた延びてる!
    は、早く読ませてくださいーッ(>_<)

  • ここまでBLらしい描写はほとんどなし。それでも続きが気になります。

  • (あらすじ)
    ひとり残されたアルは、
    暁の友達パットやキエフに見守られながらアメリカで暮らし始める。
    日本に帰りたくても、飛行機の中で蝙蝠になってしまうアルは
    誰かの助けがなければ戻ることができないのだった。
    暁のもとに帰りたいアルはキエフに日本に送ってもらうよう頼むが…。

全20件中 1 - 20件を表示

吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.5 (Holly NOVELS)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.5 (Holly NOVELS)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.5 (Holly NOVELS)を本棚に「積読」で登録しているひと

吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.5 (Holly NOVELS)の作品紹介

暁にアメリカに置いていかれたアルは、蝙蝠に変化するため一人では日本に帰れない。キエフに冷凍蝙蝠にして送ってくれるよう頼むが、「暁は受け取らない」と断られてしまう。悲しみに暮れながら、アルは暁の友人パットのエンバーミング施設を手伝い、暮らしはじめる。キエフとの同居にも慣れてきた頃、一人の男がアルを訪ねてきて…。長編番外編を同時収録。高塚暁の過去が明らかに。

吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.5 (Holly NOVELS)のKindle版

ツイートする