さよならトロイメライ (Holly NOVELS)

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著者 : 尾上与一
制作 : 笠井 あゆみ 
  • 蒼竜社 (2016年12月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883864454

さよならトロイメライ (Holly NOVELS)の感想・レビュー・書評

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  • 弓削の鉄真への執念がすごい…。あそこまで人を思えるのだろうか。台湾に飛ばされた後も彼だけを思って戻ってきて…。何の縛りもなくなった鉄真にはとことん弓削を大切にしてあげてほしい。とことん甘やかしてあげてほしい。その短い時間のために、弓削は生きてきたんじゃないかって思ってしまうくらい。苦しいことの方が多いけど、その一瞬のために生きてるのかな。悲しいのか、幸せなのか。

  • 一誠、頑張って!
    そう願うばかり・・・

  • 究極のヤンデレ小説だと思う。大正なんだけど、ファンタジーっぽいので面白かった。バッドエンドだけど、二人にはハッピーエンドなんだろうな。

  • 尾上さんと笠井さん。
    どんなものに仕上がっているのかとどきどきしましたが、すごい、よかったーーー

  • 尾上先生のものは作家買いとなっていますが、「さよならトロイメライ」は笠井あゆみ先生の表紙の美しさがまた惹かれますね。素敵です。
    執事 弓削の儚さが現れています。
    素敵な絵に、読書用と保存用とに2冊購入してしまいました。

    舞台は 明治時代初頭なのだろうか。大名相手の呉服商から海外貿易商へと事業展開をし大きくのし上がった 宗方家。
    家令候補の執事見習いとして宗方家に召し抱えられた弓削晶。
    晶 だったのね。作中ではほぼ弓削 としか名が挙がらないのですっかり忘れてしまっていました。
    それにしても家令だとか執事だとか、庶民からはすっかり遠い世界の話です。
    裕福ですよね。でも当主の朋実は阿片に手を染めて別人のようになってしまっていて、弓削は執事どころか褥の相手にされてしまって気の毒ったらもう!
    宗方家嫡男の鉄真が真の通る強い男です。父亡き後の宗方家当主としてがむしゃらに働いています。弓削は手元に置きながらも。



    鉄真と弓削の歪んだ愛の物語な訳ですが、柵から二人は解放されず長い年月が、過ぎてしまうので、結局弓削の身体が結核を患ってボロボロになってから、二人はようやく一緒になれたのですけど、不器用だわねー。
    鉄真の男一誠がいちばん魅力的でした。


    素敵な話で、明治時代の大商家だとか家令やら執事と、魅力なワードたくさん詰まっています。
    灯台を建てるとあう二人の夢も実現されますし、宗方家も傾くことなく元の賑わいを見せるようになったりとの大団円。

    でも結局最後まで泣けることはなかったですね。

    意外だったのは、オルゴールの行方でした。

  • 尾上さんは泣かせる天才だと思う。華族制度があった時代の日本。大商家長男の宗方鉄真×美しい執事見習い弓削。惹かれ合う二人なのに怒涛の運命に翻弄され、何度(愛故に)鉄真から手離されそうになっても壊れた様に取り乱し鉄真にすがる弓削が健気かつ痛ましい。「執着とは諦められないこと」深い。「あなたがくださったオルゴールいっぱいの花びらを、私が贖えることは、一生ありません」…また泣ける。想像出来うる悲しい結末描写はなくフェイドアウト。でも二人の笑顔しか浮かばない★表紙と終盤の見開き絵(特に鉄真の表情)が素晴らしい

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