- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883925360
作品紹介・あらすじ
「裏のハローワーク」「実録ドラッグ・リポート」の著者が、インド・ミャンマー・タイ・カンボジアなど、アジアのドラッグ事情を命がけで取材。
感想・レビュー・書評
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バンコクで知り合った日本人の部屋に居候した時に借りて読んだ。
悪い奴だ。
でも悪い奴ってなんだろう。
たんたんと、語られる文体のせいか、よくわからなくなる。
善悪や、偽善、正義感や、背伸びとか、そういうことに触れずに、でもたしかに悪いことをしている彼は、やはり悪い奴なんだろうけど、別にいいじゃないと思ってしまうんだ。
”この先に / 咲き乱れる / ケシ畑がある”
そう感じたら、どうしても見に行くしかないよなって、そういうことなんだろうな。
それはちょっと、わかる気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アジア各国で実際にドラッグを試した作者による旅行記。ガチで目がイっちゃってる売人の写真などもありなかなか衝撃的。
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さすが!リアル。
というか、通り越して生々しい。
だから、面白い。
いうこと、何もありません。 -
淡々としていてどこか突き放したような文章、なのに緊迫感と臨場感が存在する一冊。
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わりと前から一部の人には言ってるんですが、草下シンヤ氏の書かれる文章が好みなんです。著作は全部持ってるなぁ…。
かなり危険なことをしてたり、取材してたりするのに、乾いた文章で淡々と綴る彼のスタイルって、真似できないから憧れます。他のムック本系も読んだことあるけれど、彼のはなんか違うんだよね、好き。もっと本が出ないかな。