なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?

著者 :
  • 彩図社
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本棚登録 : 92
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883925674

作品紹介・あらすじ

催眠療法、振り込め詐欺、リフォーム詐欺、デート商法、架空請求、ワンクリック詐欺……詐欺事件は後を絶たない。そんな世間を賑わす事件の裏側で、詐欺師はどんなことを考えているのか?
「騙される」と分かっていながら、ついつい話を聞いてしまう。人を自在に操る詐欺師のテクニックを完全公開。

感想・レビュー・書評

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  • 体験談のような感じで詐欺の手法が書かれている。
    「話」というより「行動」の方が興味深い。

    悪質商法が有名になった今はアタリマエのことも多いカモ。

  • エピソードがことさらリアルで惹きつけられた。また読みやすい文章で一気に読めた。

  • 今更感があると言うか、もう少し突っ込んだ深い部分の話があればと感じた

  • 誰もが詐欺なんかに引っかからない
    そう考えている。
    しかし、相手もプロ
    その巧妙な手口に引っかかる人がいる

    実際に手口を見てみると
    愚痴らせて個人情報を引き出して
    それをネタに不安をあおり物を買わせたり
    振り込め詐欺の偽警官が
    実際に相手の名前を呼んで
    リアリティを演出し不安をあおって騙すなどなど

    思わず
    なるほど、とかうまいと思ってしまうような手口の巧妙さ。

    そういった詐欺師のテクニックが書かれています。
    この本を読んで実際に自分がそういう詐欺師にあったら
    と思ったら怖くなってしまいました。
    「手口を知る」そういう意味で読んでよかったと思います。

    読書は楽しむためにするもの、と考える方もいるでしょうが

    読書は知らない世界を知る事が出来る
    知らないことを知る事が出来れば
    実際に自分がその局面に立たされたとき
    生きると思います。

    読書は楽しく読むものと考える方には
    おすすめしませんが、
    一度読んでおいた方がいい本だと思います。

  • 東京→静岡間で読める感じです

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著者プロフィール

ルポライター、キャッチセールス評論家、悪質商法コラムニスト。1965年北海道旭川市生まれ、宮城県仙台第三高等学校、日本大学法学部卒業。雑誌にて『誘われてフラフラ』の連載を担当。2週間に一度は勧誘されるという経験を生かしてキャッチセールス評論家になる。これまでに街頭からのキャッチセールス、アポイントメントセールスなどへの潜入は100カ所以上。キャッチセールスのみならず、詐欺・悪質商法、ネットを通じた詐欺商法にも精通する。2022年「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)、「情報ライブ ミヤネ屋」(ytv系)などで旧統一教会に約10年間在籍していたことを公表し、大きな反響を呼んだ。著書に『ついていったら、こうなった』(彩図社)、『あなたはこうしてだまされる 詐欺・悪徳商法100の手口』(産経新聞出版)、『だまされた! 「だましのプロ」の心理戦術を見抜く本』(方丈社)、『マンガ ついていったらこうなった』『迷惑メール、返事をしたらこうなった。』『あやしい求人広告、応募したらこうなった。』『サギ師が使う 人の心を操る「ものの言い方」』『サギ師が使う 交渉に絶対負けない悪魔のロジック術』(イースト・プレス)などがある。

「2022年 『信じる者は、ダマされる。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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