- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883926503
作品紹介・あらすじ
ギャンブル、バブル崩壊、一家離散、住宅ローン、退職…。
順風満帆だった人生が突然崩壊する! 衝撃のノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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実ホームレス15人のインタビュー集。2006年刊行された書籍に2件追記された本書にはバブル崩壊の煽りでというケースが多い辺り時代を感じさせる。他人事ではないと帯にあるようにどこにでもいそうな人達が何かをきっかけにホームレスになっていく様は出来の悪い物語のようであるが事実だろう。これを防ぐには解雇規制の強化ではなく雇用の流動化加速であろう。
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2014年読了
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図書館で借りた。
けっこうリアル! -
明日は我が身、にならないよう自戒しよう。
渡世って大変…。 -
大手企業に勤めていたサラリーマンが、リストラにあってホームレスになるまでの過程を描いた本。やはりサラリーマンはいつ会社から首を切られるかわからないので、切られても生きていけるように常に準備しておく必要性を感じる。
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ホームレスの15人に密着取材をした記録がこの本に書かれています。数年前まで正社員で働いていた人のコメントはとても印象的でした。
彼らの体験記を読んでみると、借金することのリスク、自分の身の丈以上にお金を消費してしまう生活を変えることができないリスク、危機への対応を夫婦でなく一人で解決しようとしたこと等が、ホームレスという状態を招いてしまったようでした。
本書に書かれていることは他人事ではない、というメッセージですが、この本を読んで、自分の市場価値は幾らなのかを真剣に考える必要があり、現在得ている収入がその価値よりも大きいと判断できた場合には、その状態を当然と思うのではなく、良い状態を続けられている幸運な間に、次の手を打つ必要があると強く感じました。 -
会社員でいるべきか、自分で生きるべきか。迷ってしまう。
一番いいのは、で間違いないのは、
東大を出て、内政Onlyで生きているやつ。か、延々と利益を生み続ける変な奴。
どっちかでしか生きられないのではないか。
事業で失敗、会社が失敗、高校中退、
バブルの話が多かった。浮かれていた奴のせいって感じもする。
退職した理由にはこういう失敗例があるのだ。と云う内容から始まり、ホームレスになったいきさつが書かれている。
年齢が高いから
学歴がないから
会社が潰れたから
自分の場合何をやっていけばいいんだろう。 会社任せになんかできないよな。
やっぱりそう思う。
案外為になったのが、生活パターン。
1日寝てるわけじゃない。確かに、夜中には橋の上にいるけど、朝には必ずいないわけで、
実はそこらのぽーっと生きている人間よりも圧倒的にアクティブなようだ。
動きまくって、最低ラインを回していく。雑誌拾いなんて、ゴミ回収の回数が減っていいじゃないかって思う。各駅まわって一日中動きまくっているらしい。それらを売って1万超え程度の所得があったりするようだ。
この点だけで言えばぱっと見、安月給の営業会社寄り所得が上。が、現実的には及ばない。保障が何もないわけだ。
また、住所がなくなるという事がとても重要で、一度足を入れると信用がなくなる。
家が借りれない。定職につけない。ますます借りれない。
都心で生まれれて、都心で育って、ホームレスになった人は大変だろう。
一般的な職に就きたいという人と、メンドクサイと言う人もいる。
安定した職はない。学歴の壁、年齢の壁、気持ちの壁、知識の壁
いろんなものがあるんだなと。そんなことが書かれている。
まぁ、雑誌だよね。 -
ルポライターとしてまずは根本的な姿勢を考え直してもらいたい。読み捨てられる様な文章を書き散らして、それをまとめれば本ってできる物なのか?
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リスクマネジメントが大事やね。