今日から日雇い労働者になった

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著者 : 増田明利
  • 彩図社 (2010年1月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883927210

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今日から日雇い労働者になったの感想・レビュー・書評

  • 筆者の日雇い労働者の生活の体験談。
    現代社会の暗部に切り込むノンフィクション。

  • 宿無し・定職無し生活(1ヶ月)の体験レポート。「労働力を買い叩かれている」という表現が印象的でした。首都圏を、西へ東へ移動しながら、日雇い仕事と就職面接を繰り返していた日々を思いだします。日雇い労働を続けることによる精神の荒み具合には個人差があると思いますが、貯金が難しいことと、社会保障から漏れてしまうことは事実です。上手なやり方があるのかもしれませんが、それもこれも知識を蓄え、時間を確保してこそ。その2つを奪われてしまうのが、現代版「貧すれば鈍す」の形なのかも。

  • 半ば強がりで日雇いでも生きていけるなんて思っていたが、実体を知らないまま言ってもしょうがないので読んでみた。

    まえがきとして書いてあったが終盤に著者の悪口が増えてくるのが、その場しのぎの生活によってだんだん追いつめられている感があると思った。
    まあ単に著者の性格が悪いだけかもしれないが。

    バイト暮らしも考えに入れていたが、やっぱり先はないんだなぁと思わせる。
    食い泊まることはできても病気ケガで働けなくなるとそこで詰みになる程度の稼ぎしかない事がわかる。
    それでも気楽そうでうらやましくも思える。

    電話連絡であっさり辞められるあたり、日雇いは本当に単純労働力としかみなされていないんだなぁと思う。

    本当に誰でもできる仕事ゆえに何の感慨も得られない
    つまらなさとかを嘆いていたが、仕事に金以外を求めていない人ならば案外合うかもと思った。

    p218「明るく元気にハキハキと。常にお客様の視点に立って職務に励もう。上司、同僚は家族と同じ。目標達成のため一丸となって頑張ろう。こういったことが性格的に苦手で苦痛という人もいる。集団で行動するより、一人で言われたことを言われたとおりにやるだけのほうがいいという考えの人もいる。傍から見れば「こんなこと、何が面白いんだ」と思ってもそれで十分ですと言う人もいるのだ。」
    とあったが、自分の場合はそんな感じなので、最悪この状態になってもやっていけるような気はする。
    とはいえ、できればなりたくはないので、頑張ろうと思った。

    ところで夜食とタバコはやめればもう少し金銭に余裕が出たんじゃないかと思ったが余計なお世話か。

    作中では日雇いの中で希望を失った人々が出てくるが、
    こういう人が出るような社会環境をどうにかすべきなんだろうなと思った。

  • 日を追うごとに作者の文体が殺伐としてきて、住む場所が不定、仕事も不定というのはそうとうきびしい環境であると思いました。

  • 実体験ルポ。
    日雇い、満喫、スーパー生活を一ヶ月。
    著者は、何も残らないと言っているけどやり方次第な気がする。

  • 若いうちは日雇いの体力仕事で食べて行けるんだろうけど、年齢重ねると無理だよなーと思います。それに、若いうちから体力仕事だけだと、後に何も残らないですよね。誰もが日雇いという働き方になりうることだと思うので、気をつけたいです。

  • 日雇いという実感としてはそんなに間違ってはないと思う。

  • リサーチしてからの行動とはいえ、支出や仕事内容まで記してあるのでいざという時の参考になります。
    極めて率直的な筆者の言動に賛成できる点もありますが、どうも上から目線で判断しているのが気に障る点でもあります。

  • おっさんの日記。ただし、こうはなりたくない!と思えるのでテーマとしては成功している。

  • 蒲田のネットカフェ ビルメンテナンス会社 目黒 BMW 栃木訛りのおじさん ホワイトカラー 営業 事務職 ブルーカラー 肉体労働 カルトやろう 川崎区日進町
    ひ‐が【彼我】かれと、われ。相手と自分。あちらとこちら。「―の力量の差」

  • 読み終えて、気分の良くなる内容ではないが、なぜ一度ワーキングプアになると、なかなか抜け出せなくなるという事はわかった。
    「仕事」というよりは、誰でもできる単なる「作業」しか与えられず、それに見合った低賃金しか受け取れない。さらに、その生活に慣れてしまうと、自ら抜け出そうという気力さえ失ってしまう。

    大きな夢を持つことも大切だが、しっかりと将来設計をして保険をかけることも大事だと気づいた。

  • 大学の図書館で見つけた本。著者が実際に1ヶ月間日雇い労働を経験し、それをもとに書かれている。確かに、実際に体験した1次情報は何も知らない人にとってはある種の知見になると思う。しかし、解決策が提示されていないというところが残念だった。著者の体験は、この本を書くという目的があって行われたものと考える。とすると、日雇い労働はひどいものであるという偏見の目をもって仕事を行っていた可能性があり、それゆえにネガティブな情報しかキャッチできなかったのではないかという疑問を抱く。「得るものがなく労働を買い叩かれているだけだ、二度とやりたくない」という結論は読み手に何を伝えたいのかが分からず、ただただ恐怖を植え付けるだけではないか。やはり、こういう働き方をしている人たちだっているなかで、今の僕たちには何ができるのか、どうしていけば格差というものが広がらないのか、それをみんなで考えていこう!といった前向きなメッセージが欲しかった。

  • インタビュー形式ではなく、体験形式だからリアリティーがある。
    健康であれば、派遣・契約社員で月収20~25万まではいける。しかし、正社員へは限りなく厳しい。
    日本の制度では、どんな使えない正社員でも、会社が沈みかかるまでクビは切れない。正社員が過度に守られる制度が、そこに大きい壁を作っていると思う。

  • 著者自ら、簡易宿舎やネットカフェに寝泊りしながら日雇い労働で収入をえる過程を書いています。
    日給6000円で生活は出来るようですが、毎日労働が目的の生活になってます。夢が持てるように日々生きることの大切さが再認識できる本です。

  • 読後感はよくない

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