10年後に1000万円の差がつくたった3つの考え方

著者 :
  • 彩図社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883928491

感想・レビュー・書評

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  • 190919 お金の勉強にはちょうどよかった。
    税金、保険、積立。この3つの知識が必要。

  • ファイナンシャルプランナーによるお金の本。
    本書では、税金を減らす、保険料を減らす、その捻出したお金で積立を始める――の三本立てで資産形成を目指す。意外と知らない税金の制度などが分かりやすく書かれている。ハイリスクな投資も勧めておらず、一般的な生活をしている人がすぐに始められる内容。

    覚えておきたい点:
    ●税金
    ・確定拠出年金がオススメ
    ●保険
    ・貯蓄性のある保険はいらない
    ・必要死亡保障額=今後の支出金額−将来の収入額
     この計算式の結果、独身者の場合はマイナスになることが多い。→死亡保険は不要という考え方もあり。
    ・オススメは収入保障保険
    ・普通の人が医療保険を使いきれる可能性は殆ど無い。おまけに支払額には上限がある。→医療保険は不要という考え方もあり。
    ・保険の代わりに貯蓄したほうが良いかもしれない
    ・医療保険は終身タイプより定期タイプがオススメ。保険料が安く、乗り換えやすい
    ・保険の場合、大手だから、高額だからといって良いとは限らない。同じ保障なら別の保険会社の商品と比べるべき
    ●資金(積立)
    理想的には以下の条件。
    1.絶対に潰れない(価値がゼロにならない)
    2.保有コストが低い
    3.短期的には値動きが激しく、将来的には値上がりが見込める
    4.インカムゲインが魅力的
    →上記の条件をある程度満たす金融商品として、投資信託・株式・外貨MMF(豪ドルがオススメ)・純金積立(特定保管が良い)がある。

  • チェック項目6箇所。資産を作りたい……でも、何をすればよいか分からない、本書は、そんな人のための本です、なぜなら、「今、やるべきこと」を、明確に示しているからです、・税金を減らす、・保険料を減らす、・その捻出したお金で積立てを始める、やるべきことは、この、たった3つです。特定支出控除……自腹で研修を受けたり、資格の勉強をしているなどの場合はもちろん、自腹を切った交通費や転勤のための引越費用、また、単身赴任者の自宅から勤務地までの交通費などもOKです。扶養控除とは、養っている親族がいる場合に、所得金額から一定金額を差し引いてくれるものです、扶養親族の範囲は、意外と広いということです、子供や親はもちろん、祖父母や孫もOK、兄弟姉妹、いとこ、さらには甥っ子や姪っ子、叔伯父母もOKです、配偶者の父母や兄弟姉妹もOKなのです、正確には、親族(6親等内の血族および3親等内の姻族)であれば、扶養親族の対象となります、つまりは、まったくの赤の他人でなければ、だいたい大丈夫ということですね。配偶者については、扶養控除ではなく、配偶者控除を受けることになります、しくみはほとんど同じですが、配偶者の場合、年収103万円を少々超えたとしても大丈夫です、なぜなら、年収103万円を超えて配偶者控除が使えなくなった場合には、かわりに配偶者特別控除という制度が使えるからです。【貯蓄性のある保険がいらない理由】①貯蓄性に魅力がない、②保険料が高い、③保障と貯蓄が混ざって、不透明、④保険会社が潰れたときに、被害が大きい、⑤長期契約の場合、インフレリスクが怖い。死亡保障が本当に必要なのは、「小さな子供がいて妻が働きに出るのは難しく、貯金がほとんどなくて、正社員でなく、頼るべき身内もいない」といった、かなり限られたケースだということですね。

  • 資産を作りたいならば、(1)税金を減らす (2)保険料を減らす (3)その捻出したお金で積立てを始める の3点が主張。去年、(2)に取り組んだし、(1)も住宅ローンなどで減らせるものは減らしたつもり。でも、なかなか捻出するほどのお金が出てきません。厳しい。結局、資産を作るためには、積立が最良の方法だ!という主張は納得。いろいろな積立商品も案内してくれたり、著者自身の積立ラインナップも書いてるので、親切なフィナンシャルプランナーなんだと感じました。

  • お金を増やすために、税金を減らす、保険料を減らす、資産運用する、の三点だてで書かれた本。3つのテーマがあるので、一つ一つの内容は深くなく、割と簡単に説明されてる。税金や保険の知識がないままに社会人になってしまった私には、ちょうど良いレベルだった。
    株の積立始めてみるかな。

著者プロフィール

1977年大阪府大阪狭山市生まれ。
大阪市立大学(現:大阪公立大学)文学部哲学科卒業後、尼崎信用金庫を経て、2001年に藤原ファイナンシャルプランナー事務所開設。
現在は、主に資産運用に関する講演・執筆等を精力的にこなす。
また、大学にてファイナンシャルプランニング講座を担当する(大阪経済法科大学経済学部非常勤講師)。
著書は累計35冊、累計部数は約30万部。
主な著書に『あやしい投資話に乗ってみた』(彩図社)、『藤原久敏の退職後の資産運用のあり方』(ローカス)、『FPの極意がわかる本』(TAC出版)など。
趣味は金剛山への回数登山(現在、登頂551回)、著書に『100回登っても飽きない金剛山』(啓文社書房)がある。
保有資格:1級ファイナンシャルプランニング技能士・CFP®

「2023年 『年間10%利回り!を目指す 攻めのほったらかし投資術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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