今日、ホームレスになった 平成格差社会編

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  • 彩図社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883929245

感想・レビュー・書評

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  • ほー

  • チェック項目13箇所。働き盛りの男が定食もなくアルバイトしていますなんていうのは本当に惨めなものですよ。わたしにも男としてのプライドがあるからみっともない姿を見せたくはないんだ、妻の方だってこの状態でのこのこ来られたら迷惑だと思います。保護にしろ福祉にしろ申請主義だから道畑にいるだけでは放ったらかし、行き倒れたり事件にならなければ然るべき対処をしてもらえない、この国の社会的支援体制はお寒い限りだ。サラリーマンはサラリーマンしかできないんだ、夢なんか見ちゃいけない、わたしは気づくのが遅かった。ホームレスは島根県を除く46都道府県で確認され、確認数が最も多かったのは大阪府で2094人、次いで東京都2006人、神奈川県1395人となっている、ホームレスの起居場所は都市公園2086人、河川2569人、道路1417人、駅舎358人、その他1835人ということであった。雑誌拾いをしていたら高校生に「どけ、乞食」と頭を蹴られた、寝ていた小屋にバイクで突っ込まれたなんて話は日常茶飯事なのだそうだ。路上生活に至った原因を見てみると「仕事が減った」が19.8%、「倒産、失業」が15.8%、「病気やケガ、高齢で仕事が出来なくなった」11.5%というように収入が断たれたことを理由にする人が全体の47%になる、対して飲酒、ギャンブル、借金が理由の人は5%にも満たない、ホームレスへの片道切符は経済的困窮が最大の原因なのだ。会社倒産にも見舞われたけど住宅ローンを抱えていなかったらこうはなっていないと思うよ、身分不相応な買い物や借金は身の破滅を招く、贅沢は敵だというのは本当だな。ゴミ集積所で資源ゴミや食物を探す光景は珍しいことではない、ホームレスの中にも貧富の差というか階級が存在しているのだ。修正液で自分の履歴書をきれいにして全部書き換えたいなあと思うよ、もう無理だけど。できるだけ早く身辺を整理し郷里に帰って再スタートしたい、この歳で親類縁者の世話になるのは気が引けるけど、いつまでもコンビニでアルバイトして、ネットカフェで寝泊まりしているわけにはいかんでしょ。

  • 最底辺とは何なのか、何処なのか、誰が堕ちるのか。全くの他人事だと思っていた話が実はすぐ側にあったんだな、と知った。
    ひたすらホームレス達の背景や環境を追う内容なので、もちろん救いはない。彼らが頭の足りない馬鹿だとも思うし、不運が重なって哀れな境遇だと同情もする。

    未来の明るい若人だと信じてた自分にはあまりにも鬱な本だった。
    地に足つかない夢見がちな人は見るべきではない。ドリーマーにとっては地面に沈み込むほどの暗い未来像で、紙一枚で隔てた世界だろうから。

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著者プロフィール

1961年生まれ。1980年都立中野工業高校卒。
ルポライターとして取材活動を続けながら、現在は不動産管理会社に勤務。
2003年よりホームレス支援者、NPO関係者との交流を持ち、長引く不況の現実や深刻な格差社会の現状を知り、声なき彼らの代弁者たらんと取材活動を行う。
著書に『今日、ホームレスになった』『今日、ホームレスになった 平成大不況編』『今日、派遣をクビになった』『今日から日雇い労働者になった』『今日、会社が倒産した』『本当にヤバイ就職活動』『今日からワーキングプアになった』『貧困のハローワーク』『今日、借金を背負った』『今日、ホームレスになった 大不況転落編』(いずれも彩図社)、『不況!! 東京路上サバイバル─ホームレス、28人の履歴書』(恒友出版)、『仕事がない!―求職中36人の叫び』(平凡社)、『ホープレス労働─働く人のホンネ』(労働開発研究会)がある。

「2023年 『お金がありません』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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