公認会計士2次試験非常識合格法 実践編: 短期合格を約束する驚異の勉強法、そのすべてを徹底解説

著者 : 五十嵐明彦 平林亮子

• すばる舎 (2002年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[missing1973さんの感想 · 2018年12月24日]

公認会計士の２次試験での合格を目標とした勉強法の本です
考え方としては他の難関試験にも活用できるように思います

【なるほどな点】
・合否という形で結果が出る試験において一番重要なことは「合格」すること
　合格に役立たないことは受験勉強としては必要のないことである
・自分の知らない問題でも基本的論点を確実にしておけば合格できる
・知らない問題をなくすことは不可能なので、他の多くの受験生と同じレベルの解答をできるようにしておくことが重要
・勉強以外できないわけではない。ただし、勉強が最優先であるということを理解し、時間管理をしっかりすること。
・だらだらした１０時間より、集中した１時間のほうが勉強としての成果は大きい。
・受験指導校も講師も利用するもの
　自分自身の勉強スタイルを確立するため、よいところは受け入れる
　ただし、自分で考える習慣を持つことが大切
・使用するテキスト、基本書、問題集は同じものを繰り返して勉強するのが一番効果的
・「暗記」「理解」「文章力」の総合力が必要
・テキスト量から逆算して１日の勉強量を決める
・計算科目は解法を覚えるくらい解く
　あとは本試験で初めて解く問題にどのように活かすか
・本試験直前は基本的事項を徹底的に復習する
・専門用語の定義は正確に覚える
・苦手分野は３日連続で同じ範囲を勉強する
・「ケアレスミス」はなぜそのようなミスをしたかまで分析する
・論文はまずきちんとした日本語になるようにする、専門用語は適切に使用する