日本語てにをはルール

著者 :
  • すばる舎
3.14
  • (2)
  • (2)
  • (14)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 104
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883996742

作品紹介・あらすじ

あたりまえに使いこなしているつもりの日本語。しかし、「この日本語おかしくないか?」と聞かれても、きちんと説明できないことがある。そんな人のために、日本語の全体像をわかりやすく解説。問題を解きながら、言葉を磨くトレーニングで、「常識」に隠れた日本語のおもしろさを再発見。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文章の冒頭で内容を整理した「予告文章」は読み手を惹きつける、とある。「キーワード」的なものから読み手にすぐ理解できる言葉・予告短文を書くのは必須だ。さらに文章の「語順」(時・場所・主格・相手・対象・動詞)含め「てにをは」をうまく使うのが基本、短文を使うネット上では特に重要となっていくだろう。

  • 物書きほどではないが、文章を書く機会が実に多いんで、少しでもいい文章を書きたくて、この本を買った。

    目次
    <blockquote>序章 まずは、日本語の基本ルールから
    第1章 「てにをは」と文の組み立て方
    第2章 センスが問われる「言葉選び」
    第3章 「かなと漢字」の使い分け
    第4章 ニホンゴの最難関―「敬語」
    第5章 効果的に伝える「文章の仕上げ方」
    </blockquote>
    結構細かい気もしますけど、書いてることはすごくタメになってて、特に「てにをは」の使い方に関しては、物凄く感激したモンです。今では文章を見るたびにチェックが入ってしまう自分が恐ろしい……。

    構成としては、例題があって、その次のページに解説が書いてある感じ。腕試しで解くんだけれど、意外と間違っていたりする。
    時々は読み返してみるといいかもしれないなぁ。

  • 日本語の使い方について。

    自分も敬語の使い方などがあやふやな所があるので、
    しっかりと身に着けたいと思った。

  • コロケーション関連の本です。日本語学習上級者に最適ですよ。ぜひお勧めです。

  • 編集者として5年目に突入しようかというのに、いまさらこんな本を読んでいます。
    でも、これ面白い。
    感覚で書いている文章を、きちんと理屈で説明してくれるのでとてもすっきりする。
    、と・の使い方の違いとか私しらなかったし。
    1年生や文章苦手な若手社会人におススメ。

  • 市立図書館にあり

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

横浜市出身。1993年一橋大学社会学部卒業。1999年早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。国立国語研究所教授。一橋大学大学院言語社会研究科連携教授。著書に、『「接続詞」の技術』(実務教育出版)、『段落論』(光文社新書)、『よくわかる文章表現の技術』Ⅰ~Ⅴ(明治書院)など多数。明治書院教科書編集委員。

「2021年 『よくわかる文章表現の技術 Ⅳ 発想編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石黒圭の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×