これだけ! OJT

  • すばる舎
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本棚登録 : 205
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883999750

作品紹介・あらすじ

1から10まで手取り足取り!?そんな非効率なやり方では、育つ人も育ちません。部下が自分で考えて仕事をしてくれる『仕事の教え方』『信頼関係のつくり方』こそ今あなたが知るべきことです。

感想・レビュー・書評

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  • 口を出しすぎないこと
    頼りなくとも任せること
    フォローし続けること
    指示の出し方を考えること
    応用できる力がつくような教え方をすること

  • これは本当にOJTのさわりのさわりをまとめた本で、初めてOJTやる方にはおすすめかな。

  • OJT本日はじめの一冊。この後さらに3冊読む予定。
    一冊めなので最もカジュアルに見えた本書から。構成は、前半で総論的にOJTの大まかな流れを提案し後半でコミュニケーションを中心とした各論的な注意点を五月雨式に提案するというもの。であるにもかかわらずそのような実質的2部構成であることは明示されていないため恒星がわかりづらくて、いつの間に各論に??と少し戸惑うことになる。総論と各論に分ければいいのに。
    内容は、総論で大まかな流れを掴めたのがまずよかった。必要な作業のざっくりとしたイメージができ、自分の現場にも落とし込めそうな気がしてきた。各論部分はよくあるハウトゥー本的に読んだので、まあ悪くはないけど普通かなという感じ。

  • 初めてOJTをしなければならない若手社員、部下を持つ中間管理職など、後輩に指導する立場にある方すべてに向けた、OJTの基本概念を伝える一冊。
    部下を育てることが自分にとってどのような意味があるものなのか、どのような計画を立てればよいのか、信頼関係をどう構築すべきかなど基本的な内容が書いてありますが、
    文章も詰め込み過ぎず、コンパクトにまとまっているため非常に読みやすいです。
    後輩指導に当たる社員だけでなく、OJTを受けている側の新入社員もこれを一読しておくと先輩社員がどのような意図をもって指導してくれているのか、またどのようなことを新入社員のうちに身に着けるべきなのかがわかり非常に有用です。

  • 後輩が成長することに恐怖心があったり、育たない後輩にイライラしたりといろんな気持ちがあるけれど、やっぱり人を育てたら自分も楽になるし2人分の力量には1人で頑張るよりはかなわないって思いました。モチベーションを大切にしたいです。そして、めんどくさいと思わず、段階を踏んで仕事を教えていこうと思えました。

  • ○「いつまでにどうなってほしいか」を考えることが重要

    ○後輩を戦力にしない限り自分の負担は減らない

    ○後輩を育てるには「後輩に成長してほしい」という思いの強さが必要

    ○真っ先に伸ばすべきは「対人能力」。それに加え、地位が低いときは「専門能力」、地位が高くなると「管理能力」が必要になる

    ○1から10まで面倒を見ないようにするため、「原理・原則」を教えることが重要
     「その仕事はなぜあるのか?」「どうして必要なのか?」「それを行うとどうなるのか?」

    ○指示をしたら「理解したか」ではなく「理解した内容」を確認
     どんなに正しい情報を発信しても、相手の理解が違っていれば全く意味がない

    ○後輩自身にも「言われたことだけをやる」姿勢から脱却してもらう必要がある
     こちらの指示不足や疑問点があればその都度確認するように指導する必要ある

    ○やりたいことと仕事を一致させたいのなら、相応の努力と実力、それに運も必要
     他人が「できないこと」「やりたくないこと」をするのが仕事。それに対して対価(給料)をもらっている

    ○後輩のモチベーション維持で重要なこと「日々の小さなことをきちんと褒める」「成果をきちんと評価する」

    ○後輩が育たない理由を後輩に転嫁するのは筋違い。
     自分のやり方を見直してみる

    ○人は期待されるから期待に応えようとする。期待されないと応えようとしない。
     「期待は最大の動機付け」

  • SONYのReader Storeで電子書籍版を購入

    近いうちに育成の機会があるかもしれないので、ざっくり勉強のために読了。
    自分が教わる立場なら、こういうコトを気にして教えてくれたらありがたいと思ったので、機会が来ればちゃんと活かしていきたいと思う。

    読み飛ばしたりはせずにじっくり見たつもりだが、半日くらいで読了できるボリュームで読みやすかった。

  • 2017/11/21

  • タイトル通り、若手社員(特に新卒)のOJTについての、心構えと具体的手法を説いた本。

    著者は現場経験を経て長年企業の人事マンを務めた人物で、この分野の造詣が深く、簡潔ながらもエッセンスがまとまった良書。

    OJTもPDCAが肝要との立場から、具体的なOJT計画書の作成・フィードバックを重視しており、その考え方も具体的で参考になる。
    また、「こんな時、部下はこう思っている」という観点から、指示の仕方や相談の受け方、モチベーションの高め方なども書いてあり、中には今すぐにでも実践に移したくなるような項目もあった。

    初めてOJT担当になる自分にとってはもちろん、一度もOJTについてやり方を学んだことのない若手社員には一読の価値ある。

  • 所要時間:2時間50分

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著者プロフィール

大学卒業後、コンピューター関連の技術・製造の現場で、現場指導、仕事の進め方や人材育成の基本を学ぶ。その後一部上場企業の人事部門にて、人材を中心とした組織力向上ノウハウ、現場力向上ノウハウを独自に構築。2003年より日本メンタルヘルス協会公認カウンセラーとなる。執筆 ・講演活動など幅広く活躍中。人事専門誌等への執筆、連載記事など執筆実績も豊富。

「2018年 『ミス・ロスが激減する! 話し方・聞き方・伝え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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