1枚の「万能メモ」に書き込むだけ 瞬時に「話す」「書く」技術

著者 :
  • すばる舎
2.70
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本棚登録 : 169
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883999866

感想・レビュー・書評

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  • ・情報メモ:書類作成や打ち合わせ、報連相などに使う。
    ・パノラマメモ:会議などでホワイトボードの代わりに使う。
    上記2種類のメモのフォーマット(いずれも著者のオリジナル)について解説した本。
    情報メモは主に取材時に役立つ印象を受けた。
    パノラマメモはマインドマップに似ている。似ているが違うと著者は主張しているが、マインドマップ初心者の自分には違いがよく分からない。ただ、A3コピー用紙をA4サイズのクリップホルダーに入れて持ち歩くというアイデアは良いと思った。
    ノート術に関する本を読んだのは初めてなのでなんとも言い難いが、メモの方法というよりコミュニケーションのテクニックについて詳しく書かれており、残念ながら今の自分にはあまり役に立たない内容だった。
    一番役に立つと思ったのは、あとがきで紹介されている『徒然草』百五十段の言葉かもしれない。「よく習ひ得てさし出たらんこそ、いと心にくからめと常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし (よく練習してから人前に出て行くほうが奥ゆかしいと言うようだが、こういう人は一芸も習得することはできない)」

  • 何が伝えたいのか?「書く」、「話す」と言うより、「聞く」「まとめる」技術だと思うんだが…
    しかも、1枚の紙ってのは、結局ただのメモだし…便利かもしれないが、皆さんそれなりに工夫はしてると思うんだが…わざわざ教えていただくなら、もっと、画期的な話でないと(^^;;

  • メモ 情報を受け止める道具→情報を整理し発信する道具
    どのような情報が必要な事前に考え、メモに空き箱を作っておく→全体像とゴールが見える☆視察、会議出席時に応用可

    ポイントを聞き逃さない
    聴きたい情報を念頭に
    書くときの迷いがなくなる→悩む時間が最大のロス

    中央に箇条書き→箱をあらかじめ作っておき、メモを箱の中に振り分けていくイメージ

    エピソードの意味 小学生は男子より女子の方が積極的→弁論大会の入賞者、女子のアイドルユニットはいるが男子は?

    ビジネスメール 5W2H→即座、的確に伝わる情報

  • 図書館

  • チェック項目5箇所。本書ではメモで頭を整理して、「話す・書く」に結び付ける技術についてお話ししていきたいと思います、日々の仕事に役立つ具体策を豊富に紹介していきますので、お楽しみに。いきなり書かずに、全体像や構成を考えてから書く、この際にもメモは大いに役立ちます、その結果、文章の精度も上がり、書くスピードも加速してくのです。当たり前のことですが、相手が話す用件はひとつとは限りません、2つ、3つの場合もあるのです、これを確認しておかないと、打ち合わせの時間配分ができません、下手をすると「」時間切れで終わってしまうという最悪の事態を招きます。聞きもらさない秘けつのひとつは、打ち合わせや会議の内容を「誰かに伝えること」を前提に聞くことです、これが意外に効果があるのです。わからないことを尋ねることで、話がふくらむことはままあります、実際、「それはどういうことですか?」「教えてください」と言っても叱られたことはありません。

  • 「箇条書きメモ」を「箱」にいれ整理
    →質問箱
    →結論、理由箱
    →5W2H箱

  • 万能メモ=「情報メモ」と「パノラマメモ」


    「情報メモ」とは
    予め聞き出すことを項目ごとに枠をつくって
    おいて整理できるようにメモ帳(ノート)自体に工夫をしておくこと。


    「パノラマメモ」とはマインドマップ風にメモをとる形式で
    俯瞰的にその事柄を把握できるようにするメモの取り方です。


    メモの取り方などに悩んでいる方には参考になると思います。

  • 情報メモとパノラマメモの2種類(著者は両方を合わせて万能メモと呼んでいる)のメモの取り方とそれをビジネスシーンでどう活用するかを、実例を交えて説いている。単なる「情報を受け止める道具」だったメモが「情報を整理し、発信する道具」に変わり、それぞれのメモをファイリングすることで「情報シンクタンク」ができあがると言う。ただ、最終章のメモ活用応用編は、そのタイトルが本のタイトルと結びついているのだが、それまでの万能メモとは、内容の乖離があるように思える。

  • MBA時代の先生に「how to本は読むな」と言われていたのだが、久しぶりにhow to本を読んでしまった。しかもたった3時間くらいで。
    僕が大好きな内田和成先生が推薦していたからだ。

    「メモ」を中心に、ビジネスを潤滑に進めていく方法が書かれているのであるが、「メモ」をツールの一部として、顧客との交渉からプレゼンまで、いかに優位に進めていくかを語った本。5W2Hという一般的な機軸をいかにしてまとめていくか、交渉に活かすかということに、筆者の経験を交えて展開している。印象に残ったのは、あとがきに書いてあった徒然草のフレーズだ。

    「よく習ひ得てさし出たらんこそ、いと心にくからめと常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし(よく練習してから人前に出ていくほうが奥ゆかしいというようだが、こういう人は一芸も習得することはできない)」

    恥じることなく、どんどん人にアウトプットしていくのが重要のようだ。

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著者プロフィール

学習院大学文学部卒業。出版社勤務の後、ジャーナリストとして独立。アクアスフィア代表。国内外の水問題とその解決方法を取材し、発信。国や自治体への水対策の提言、子どもや一般市民を対象とする講演活動も行う。現在、参議院第一特別調査室客員調査員(水問題)、東京学芸大学客員准教授、NPO法人地域水道支援センター理事、日本水フォーラム節水リーダー、ウォーターエイドジャパン理事。著書に『日本の地下水が危ない』(幻冬舎新書)『水は誰のものか』(イマジン出版)『67億人の水』(日本経済新聞出版社)ほか多数。

「2014年 『通読できてよくわかる 水の科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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