Coyote No.26 特集:柴田元幸[文学を軽やかに遊ぶ]

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著者 : 新井敏記
制作 : 新井敏記 
  • スイッチパブリッシング (2008年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884182137

Coyote No.26 特集:柴田元幸[文学を軽やかに遊ぶ]の感想・レビュー・書評

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  • Coyoteバックナンバー。カズオ・イシグロ、インタビュー記事掲載のため購入。大したことは話していなかったけど。クリスマスイブの深夜、渋谷駅前書店にて。

  • スティーブン・ミルハウザーからの手紙より。
    「私は問いたい。このような翻訳者を前にして頭を垂れずにいられる作家が、はたしているだろうか?・・・英語を知らず日本語しか読まない読者の前に、私の作品は閉ざされている。私の言葉は黙して語らず、私の世界は隠されて見えない。だがそこに一人の魔法使いが翻訳者の姿を借りて忽然と現れる。・・・たちまち私の言葉は語りだし、それらを聞くことのできなかった人々の心の中に入ることを許されるのだ。」

  • 骨太の書籍ですね。どちらかと言えば男性性が強い内容だ。もちろん、女性が読んでも楽しめると思う。
    今回は柴田元幸氏の特集で、柴田ファンの人々には垂涎の内容になっている。翻訳が主な活動の人なので、何篇かのエッセイが収録されているのにはとても楽しませてもらった。カズオ・イシグロ氏との対談もある。柴田氏の底辺には、一定してわかりやすい日本語で話す、という真摯な姿勢があって、情緒に溺れるわけでなく、飄々と語られている。ジャック・ロンドンの『一枚のステーキ』は、柴田さんの魅力が凝縮した翻訳になっている。
    今回は柴田氏の特集だが、他の号も読んでみたい気持ちにさせられる一冊。

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