ケンブリッジ・サーカス (SWITCH LIBRARY)

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著者 : 柴田元幸
  • スイッチパブリッシング (2010年3月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884182915

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ケンブリッジ・サーカス (SWITCH LIBRARY)の感想・レビュー・書評

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  • なんかバスに乗りたくなる。本屋に行きたくなる。

  • 翻訳家としても著名な柴田元幸による場所に因んだエッセイ。
    過去に住んでいた土地、または訪れた土地に立つことによって、過去の自分と対峙する。過去の自分を見て、過去の自分から見られる。時間をひょいと交差させながら、虚と実も交わらせる。その筆遣いが実に心地好い。
    またそれぞれの場所によって小説風になったり、日記風になったり、対談形式になったりと語り口が変えられているのも面白い。特別付録にいたっては、原稿用紙に書かれた直筆そのものを印刷したものなのですから。これは様々な文体を自分の筆で表わし直す翻訳家としての成せる技なのでしょうか。でも全体に流れる空気は同じような感覚で、少し自分を引っ込めて描くため、その場所その場所にいる人々が浮かんで見えてきます。しかしそれでいながら、その他者の中に過去の自分を紛れ込ませて、最終的には自分をも浮かび上がらせていることに気付かされるのです。

  • 2014/11/15購入

  • なにが素敵って、表紙がステキ。

    魚眼レンズを覗いてるような、場所の記憶集でした。
    名翻訳家は名エッセイストでもあるのでした。
    おれごん・ぽーとらんど、いってみたい。

  • 日常生活の周辺をエッセイだか捜索だか分からないような不思議なスタイルで書いたものや日記、インタビューなどいろいろな短い文章をまとめたもの。ケンブリッジ・サーカスがでてくるわけではない。
    タイトルの付け方にはどんな意図があったんだろうと考えてみる。

  • 柴田元幸「ケンブリッジサーカス」読んだ。訳本ではなく彼自身の作品は、いつも、エッセイに創作のオチがついて、ちょっとパラレルワールドが展開してる。柴田元幸は翻訳家なんだなあと、創作を読むたびいつも思う。とはいいつつ、抑えた郷愁と、翻訳業にまつわるエピソードを読むのは楽しい。

  • 翻訳家、柴田元幸さんの「ウソの様なホント」と「ホントの様なウソ」が混ざった、カフェオレみたいなエッセイ。
    エッセイの様であり小説の様である、カフェオレみたいなエッセイ。

  • たぶん、ほとんどCoyoteで既読ですが、買わないわけにはいきますまいて、と思って買ったのですが、Coyote だけじゃありませんでした。
    なんだか、にやにや読みました。

  • こんな面白いエッセイがもっとあれば良いのにと思わせてくれる。時間も空間も飛び越えて、柴田氏の視点は、ブックカバーの鳥のように変幻自在に移動してゆく。楽しめる本だ。

  • 今年の春頃に何かあたらしく本を読みたいなー…って書店を物色して購入。
    ”翻訳者””モンキービジネス”位の認識しかないのだけど、何となく気になった。
    帯には”著者初!旅のエッセイ”とあったので、そのつもりで読んだらどうやらそうでもない気がした。
    (あれ、エッセイってそもそもなんだっけ?)
    読んでいると端々で、いつのまにか壁にかけられた額の騙し絵の中に迷い込んでしまったような違和感を覚える。
    チェシャ猫とアリスみたい。
    背中がひんやりとする、その感覚が好みです。

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ケンブリッジ・サーカス (SWITCH LIBRARY)の作品紹介

オースターに会いにニューヨークへ、かつて住んだロンドンへ、兄を訪ねてオレゴンへ、ダイベックと一緒に六郷土手へ。柴田元幸初!旅のエッセイ。

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