SWITCH Vol.29 No.6(2011年6月号) 特集 東京事変

著者 :
制作 : 菅原豪 
  • スイッチパブリッシング
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884183219

感想・レビュー・書評

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  • 震災の後、アルバム「大発見」リリース前のプロモーション前編。
    J-POPという括りに未だ苦悩しているけどお客さんにはきちんと伝わっている話。詩をうみ出すのに嘔吐するくらい力使ってる話など。

    まだまだ彼女の周りの音楽的環境はついてきてるような(収益は確保できているような)印象を受けたし、お客さんとの距離感の変化もご本人のインタビューからは感じられませんでした。
    数字を出せなくなった今、ご本人の音楽的成長以外に何をモチベーションにしているのかぜひ聞いてもらいたいところです。

  • 東京事変の特集を読むために購入。特集は二号連続企画というので、次号も購入予定。やはりさすがはSWITCH、掲載されている写真が綺麗。個人的には写真だけで満足した。

    レビューは東京事変の特集について。

    椎名林檎のロングインタビューでは、いつも通りの丁寧な言葉遣いでツアー「ウルトラC」を振り返り、製作期間中に起きたメンバーの不祥事、そして震災による計画停電という二度の制作休止にふれながら、アルバム「大発見」の制作状況が語られる。

    ロングインタビューの中でも話題に出るが、東京事変が震災後にYouTube上にアップしたカバー曲「夜明けのうた」について改めて話されており、その曲にまつわる椎名林檎の思い出話を知る事が出来てよかった。

    その後は椎名林檎以外のメンバーへのインタビュー。そしてアルバム制作の様子、編集者による収録曲についての推測(制作途中であるため)と本号のまとめにて連続企画の前編が終わる。

    今回の特集の中で特に印象的だったのは、ドラムの刄田綴色が自身の不祥事ついて「書いてください。僕が読者だったらそういうのをちゃんと話している記事が読みたいから」と話した事が書かれており、前から気になる存在ではあったが、それを読んで彼に対する好感度はむしろ上がった。

    東京事変の特集以外の事で一つ。
    本号から始まるよゐこ有野の"新作ゲーム作りに挑戦する"という新連載が、とても面白そうで気になる。

  • マイ・バック・ページが観たくなった。
    妻夫木聡は味わい深い俳優だと思う。

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著者プロフィール

1954年茨城県生まれ、日本大学芸術学部芸術研究所卒。1981年、南青山に事務所ISSUE.Inc.設立。雑誌「ISSUE」発行。POPEYE編集部にてインタビュー雑誌について片岡義男の薫陶を受ける。1984年ブルース・スプリングスティーンを全米各地に追う。フジパシフィック音楽出版社でSWITCH という音楽レーベルスタート。タブロイドの季刊誌として「SWITCH」発行。1985年、カルチャー雑誌「SWITCH」創刊。5号目から念願の沢木耕太郎の「246」の連載がスタート。1986年、佐野元春『THIS』第2期・第3期の編集責任者となる。1991年、新しい文芸誌「LITERARY SWITCH」創刊。大江健三郎、池澤夏樹などの書き下ろし短篇を掲載。1994年弁株式会社スイッチ・パブリッシング設立。2001年「paperback」発行、2004年旅をモチーフとした雑誌「Coyote」を創刊。2013年、柴田元幸責任編集「MONKEY」創刊。2015年、伊丹十三賞受賞。2021年「ISSUE」復刊、第一号特集は「和田誠のたね」とする。

「2022年 『編集とは何か。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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