シチリアの晩祷―十三世紀後半の地中海世界の歴史

著者 : スティーブン・ランシマン 榊原勝 藤沢房俊

• 太陽出版 (2002年8月29日発売)

感想・レビュー・書評

[はしゃさんの感想 · 2013年5月4日]

読後気分→ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
結構読みたかった本です。13世紀後半に起こった「シチリアの晩祷事件」の背景から影響まで尽く書ききった(と思われる)本。

面白かったです。その一言につきます。
登場人物の性格や容姿などを事細かに描いていくスタイルをとっていたので、まるで長編小説を読むように読むことができました。

ただ、ちょっと訳がびみょー…というか、なんか日本語としてこなれてない文章かもしれないな、などと…読みにくい箇所がたくさんあって頭がふわふわした気分になったことが多かったものですから…。