立志の経営 (致知選書)

著者 : 中条高徳

• 致知出版社 (1993年1月16日発売)

感想・レビュー・書評

[ir.さんの感想 · 2013年7月23日]

　中條さんの文章は読みやすく、この本もスッと読み進めることができた。
　以前読んだ「陸軍士官学校の人間学(講談社+α新書)」と併せると、アサヒビール生まれ変わり作戦の舞台裏が明らかになってゆく。

　ドキッとさせられたのは、創業者の高い志によって成長した特約店のくだり。『三代目ぐらいになると「志」薄い人になってしまいがちなのが、世の相』と。
　私の世代は、敗戦のどん底から日本を復興させた中條さんの孫世代だから「三代目」である。近年、周辺諸国の経済成長も著しい。我々がしっかりしなければならない。

[oshigehrさんの感想 · 2011年6月21日]

その昔、アサヒビールが低迷していたことを知らなかった。
プロダクトアウトからマーケットインに姿勢が変わったことが、スーパードライを生み出し、シェア奪回を達成した。
低迷する企業の今後の参考になると思う。

[mikakaさんの感想 · 2010年3月16日]

経営本が珍しい。違う出版社もみてみたい