松下幸之助 叱られ問答 (Chichi‐select)

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著者 : 木野親之
  • 致知出版社 (2011年9月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884745646

松下幸之助 叱られ問答 (Chichi‐select)の感想・レビュー・書評

  • 09/12/22
    松下さんの本を読むと、松下さんは質問上手だったということが分かります。また、自分の考えを持っていたことも分かります。

    松下電器の社員だった方は松下さんの話をよく憶えています。それは、松下さんの言葉が本人の思考を促したからではないでしょうか?

    松下電器の社員だった方は、質問されたり話をしたときは意味が分からなかったが、その後よく考えてあのときの松下さんの真意が分かった、という話をよくされてます。

    一方的に教えるよりもそういう指導法のほうが記憶に残るんでしょうね。
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    この本からは松下さんが「自分たちの事業は社会にとってどう役に立つのか?」を考えていたことが伺えます。

    著者に「この商品はこういう使い方ができるんじゃないか?」とさりげなく提案しているシーンがあります。

    でも、直接的には言わない。本人が自分で気づくまで待つ。

    松下さんはほど社会の発展に気を配っていた人はいないのではないでしょうか?

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    松下さんは銀行は運転資金を借りるためのものだと考えていたようです。事業には基本的に自己資金を使う。読んでいて「う~む」と唸ってしまいました。
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    ドラッカーはミッション、松下幸之助さんは基本理念(企業哲学)を持つことが大事だと繰り返し述べているのに、既存の企業の多くがそれらを持っていないのはいったいなぜなんでしょう?

    松下さんは晩年、病床にあるときも会社の人に「松下の経営理念を語り継ぐように」と繰り返し言っていたそうです。

    松下幸之助さんは著者に向かってこう訊きました。「君、世の中のサラリーマンでもっとも幸せな人は?」(p105より引用)

    松下さんの答えは以下のようなものでした。

    ▽▽
    p106より引用
    サラリーマン自身の人生観と勤めた会社の企業観、経営者の事業観が一致したときが、その人はもっとも幸せな人だと思うよ。
    ▲▲

    私もそう思います。ただ、企業のHPや採用の広告ではそれらのことが書かれていないのが非常に残念でなりません。書いてあるのは仕事のことばかりです。

  • 松下幸之助さんの言葉には気づかされることが多いです。

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松下幸之助 叱られ問答 (Chichi‐select)の作品紹介

本書では松下幸之助が四十年余の間、折りに触れ著者に語りかけた話や、お叱りを受けたことなどをできる限り正しく、そのままの言葉で表現しています。

松下幸之助 叱られ問答 (Chichi‐select)はこんな本です

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