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- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884745882
感想・レビュー・書評
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「日本の歴史」という日本人軸からの日本の歴史、考え方などをまとめた本に関する、著者の西尾幹二氏と哲学・文学者の長谷川三千子氏との対話。内容も日本の歴史、歴史観、文化、言葉の成り立ち、研究者の在り方、政治批判などなど、実に多岐にわたる。
ただ、根幹として流れているのが、「日本人は正しい歴史認識を持つべきだし、そのような環境を作らなくてはならない。そして日本人であること、日本の国に誇りを持ってほしい」ということ。対談形式になっているので、文章としては読みやすいが、内容が深く、何度か本を閉じて考え込んでしまうような本。
以下個人メモ。
・日本人ほど外来のモノと、独自のものを区別している文化も珍しい。
・外来のものを取捨、選択していく裏にあるもの、それこそが日本文化。
・古事記は神の上に神がいる。絶対的な唯一神ではない。→和。
・謙虚であるから和が生まれる。和があれば争いは起こらない。
・「は」「が」の区別。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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