日本のこころの教育

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著者 : 境野勝悟
  • 致知出版社 (2001年7月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884745943

日本のこころの教育の感想・レビュー・書評

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  • 『日本のこころの教育』は、到知出版社の本です。日本人とは何か? 熱弁2時間、岩手県花巻市の私立花巻東高校全校生徒が声一つ立てず聞き入った講演を単行本化したものです。到知のメルマガで宣伝文を読み、興味を持ったので、購読しました。内容の一部をご紹介します。

    <印象的な箇所のまとめ>
    ・私たち日本人は、「さようなら」の意味、心を知らない。

    ・イギリス人はジェントルマンシップを持っている。フランス人はボンサンス(良識)を持ち、フランスの文化や伝統について不快理解力を持っている。ドイツ人はジャーマンスピリット、社会の善いことについては喜んで賛同し、悪い面については力をあわせて改革する精神を持っている。では、日本人の心とは何?

    ・私たちの命のもとは太陽だった。日の本で日本。

    ・国家「君が代」の原歌は古今和歌集にある。平安時代の女性の、愛する男性への恋のうただった。
    「わがきみは 千代にやちよに さざれいしの いはほとなりて こけのむすまで」(古今和歌集三四三)

    ・感謝して生きることのできる人間が幸せ。自分の人生を充実させることができるのは、親でもないし先生でもないし環境でもない。君達自身が感謝する心を持てるかどうか。

    ・古来、男は女のことを日身(カミ)にさんをつけて、カミさんと呼んだ。カは太陽をあらわし、ミは体をあらわす。おかあさんと言っているカは、太陽の意味。

    ・日本では私たち一人一人が日身(カミ)である。

    ・おとうさんの語源は尊い人という意味。古来、母は太陽であり、父は尊い人だった。

    ・「今日は、お元気ですか?」の「今日(こんにち)」は、太陽の意味。元気は、元の気だから、太陽の気を意味する。

    ・「今日は、お元気ですか?」は、あなたは太陽のエネルギーが原因で生きている身体だということをよく知って、太陽さんと一緒に明るく生きていますか、という確認の挨拶だった。

    ・「今日は、お元気ですか?」に「はい、元気です」と答えると、相手は「さようなら(ば)、ご機嫌よう」と返す。機嫌は、気分とか気持ちという意味。「さようなら、ご機嫌よう」は、「太陽さんと一緒に生活しているならば、気分はよろしいでしょう」という意味になる。

  • 太陽をエネルギー源とし、自然に神が住んでいると考える日本人。太陽の人としてお母さん、尊い人をお父さんと呼んでいる、君が代は女性が愛する男性に送った和歌だと知った。今日=太陽はお陰様で元気です、さようであればご機嫌でしょう。が、こんにちは、さようならの語源だと知った。

  • 日本人としてのスピリットを確認できる貴重な本。
    イギリス人なら「ジェントルマンシップ」、フランス人なら「ボンサンス(良識)」を持ちフランス文化や伝統について深い理解力を持っていること、ドイツ人なら「ジャーマンスピリット(社会の善いことには喜んで賛同し、悪い面は力を合わせて改革する)」という答えがくるのに対して、日本人は何も答えられない。日常の挨拶、さようなら、こんにちはの意味さえもわからない、そんな無自覚さに真摯に目を向けて、日本人としての誇りを取り戻せる本です。

  • 11月5日から、8日読了。値段の割に内容が少ない。やや期待外れ。内容は大事なことがポイントを押さえてある。

  • さようなら,こんにちは。の意味は?
    太陽の国,日本。日本人であるとは?

  • こんにちはの意味は?さようならの意味は?お父さんの意味は?お母さんの意味は?日の丸の意味は?
    日本人として知っているべきこんなことがわからない、そんなところからこの話は進む。涙あふれる講演録、高校生700人が聞き入ったという感想文も胸に染み入る。

  • 日本人は古来から太陽を崇めてきた。
    だからこそ国旗には太陽を、国名には日(太陽)の本、とつけた。

    日本に根付くものや日本人といえば、サムライスピリッツや真面目で勤勉、神の国、というイメージもあるが、やはり太陽を崇める日の本の国、日本!というイメージが大きい。

    最近はどこかの国の汚染物質や黄砂、光化学オキシダントなんかで、きれいな太陽を拝むようなことも少なくともなってしまったけど、太陽と日本人は切っても切れない結びつきがある。
    だいいち、日本を造ったのも太陽の神様、天照大神やし。

    昔の人は、初日の出に限らず、日の出のときには太陽に向かって拝み、お陰様で元気にやっておりますと、崇めてきた。

    また、『こんにちは』や『さようなら』、『お母さん』『お父さん』の言葉も元を辿れば、太陽につながっていく。

    もともと『こんにちは(今日は)』の『今日』という言葉は、古くは太陽の意味をもつ言葉で、地域によっては太陽のことを『今日様』とか『こんにちさん』とか呼ぶ地域もある。
    そして、もともとの挨拶は、『今日は、お元気ですか』というのが短縮されたもので、『太陽さんのもとで、元気に生きていますか』という呼び掛け。

    そして『さようなら』ももともとは『さようなら、ご機嫌よう』が短縮しない挨拶で、『今日は、お元気ですか』と言われたあと、『はい、元気です』と応答し、『さようならば(太陽さんと一緒に生活しているならば)、気分がよろしいでしょう』という意味がある。

    太陽と共に生きている日本人ならではの挨拶だなと思った。

    『お母さん』とは語源は『カカ』、太陽が燃えている様子のことで、カカ様と呼ばれることもあった、また『カカ』の『カ』と自分の身体の『ミ』をつけてお母さんのことを『カミさん』と呼ぶのもここから。

    『お父さん』は食料の糧をつくったり、危害から守ってくれるお父さんに対し、太陽さんと同じように『尊い』という意味から『トト』となり、『お父さん』になった。

    うちの子は『ママ、パパ』と呼んでるけど、言いやすいからという理由を卒業して、日本人の心として『お母さん、お父さん』と呼ばせようと思った。

  • 高校生向けの講演録なので平易な文章で読みやすい。
    堅苦しい日本賛美論と違い、親しみ易くスッとお腹に浸透していく感覚がある。暖かさに溢れた内容と筆蹟だと思う。
    「こんにちは」「さようなら」など、何気なく普段使っている言葉の意味を考えたことがない、またそれを誰も教えてくれないという事実は深刻な問題を孕んでいると思える。
    それをしれば、したたかな仕合わせを噛み締めることができるというのに。

  • 私たちが住む、日本の事について色々勉強したくなった。
    こんにちは とは、さようならとは…なるほど、そうゆう由来があったのかぁと為になった。
    太陽のように明るく、丸く、居てくれるだけで安心できる母になりたい。

  • 日本について、日本人なら当然知っていなければならない「日の丸」「君が代」「こんにちは」「さようなら」「おかあさん」「おとうさん」という言葉の成り立ちをわかりやすく説明してくれる講演録。読み進めるうちに、日本という国に誇りを持てるような構成になっている。最後の小林多喜二とおかあさんの話から生徒の感想文まで、涙なしでは読めなかった。2歳の娘のためにも非常にいい本にめぐり合えたと思った。

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