- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884746100
作品紹介・あらすじ
知に遊ぶ達人2人が語る「仕事をする技術」から「論語の読み方」まで。
感想・レビュー・書評
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面白かった。
漢字に漢文、なにかを通して世界を見るとき、
文字は記号ではなく、外部記憶になり、
人類全体においての文字文化の一端を見た気がする。
ソクラテスやローマ時代の皇帝のことを知ろうとするとき、
ラテン語やギリシャ語が必要なように、
中国古典を学ぶために漢字の素養があると楽しめるのも納得。
また漢字が表意文字であることも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本を代表する中文、英文の大家たちの対談。
白川氏の専門の論語、漢詩がトピック。90歳を過ぎても朝食前に2時間は勉強する。人生まだまだこれからです。
暗誦することが学問する上では大切。ボケ防止にもなる。二人の共通点は当時無名だった私立大学で傍流だったこと。気がついたら日本の知性になっていた。
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先人が感じを見事に読み下し、ひらがな、カタカナを作り、日本人が紡いできた文化的伝統にきちんと取り込み、発展的に活用し、日本文明・日本文化の根源とした経緯がよく解りました。
漢文の天才と英語の天才との愉快で楽しい対談とってもためになりました(感謝)。 -
古典、漢文がぜひ読みたくなった。
明治維新の偉人たちが読みんだ書物、今一度我々の世代が読み直し、日本を見つめ直す時ではないか。
とても刺激的な、一つのきっかけとなる本でした。 -
これから読むべき書の指標を頂いた、というかんじ。
読み終える前に寿命が尽きそうだけど。(;゚Д゚)! -
フォトリーディング。対談本なので深く読む事はやめた。
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漢文、明治期の文語文を勉強したいと思いました。
白川氏に感銘。 -
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