志を教える

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著者 : 上甲晃
  • 致知出版社 (2011年9月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884747145

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志を教えるの感想・レビュー・書評

  • 人生のテーマを持て、と冒頭で述べられていますが、終始それに触れることはあまりありませんでした。ただ、人生のテーマを持つためには志を持つことが大切。それをこの本が訴える自修自得の下、自ら気づけ!も諭してくれているような気もします。
    個人的に、松下幸之助について全く詳しくなかったので、彼の生き様や心意気について実話を通して学べたのはよかったな、と感じました。

  • 「流汗悟道」すなわち「額に汗を流しながら体験してみて初めて人間として大切なことごわかる」ことを基本とする教育ではなかったかと思います。すべて現地現物で体験を通して学べ、という教育です。

  • チェック項目11箇所。”長持ちする人”とは、どんな人をさして言うのだろうか、「あの人の知識や技術はもう古くて使いものにならない。しかし、あの優れた人間性、立派な人格は捨て難いものだ」と言われる人だ。新しい時代の人の育て方に対する提案の思いを込めて、つたない経験をまとめてみた、それがこの本が生まれたきっかけである。もう一回、一番根本にある「何のために生きているんだろう」「何のために会社をつくったんだろう」「何のために働くだろう」という部分に立ち返る必要がある。学校の校舎一つとっても余りはじめています、これをどう解体するかを考えなくてはならない、それがこれからの時代のテーマです、そのためには、今までのように新しいものをつくっていく技術ではなくて、すでにあるものを壊していく技術が問われるようになるはずです。今、日本の教育がひどく混乱しています、その根本原因は日本が国としての志を失ってしまっているところにある、と私は思っています、志がないと、人は育てようがありません、日本の教育が混迷しているのも、百年かけて「こんな日本を創る」という大計画がないからでしょう。これからの年寄りに足りないもの……①貧乏を知らない、②戦争を知らない、③新仏がわからない。アメリカは、日本人を精神的に骨抜きにするため、教育において三つのことを教えてはならないと命じました、その三つとは、宗教、道徳、そして歴史です、いずれも日本人の伝統精神と誇りを育むものであります。そもそも嫌な会社に入ったなと思ったら、朝もなかなか目が覚めません、覚めても通勤の足取りが重たい、いい会社に入ったと思うからこそ、今日も頑張ろうという気持ちになれるのです、嫌な人と結婚したなと思ったら、家に帰る足取りも重くなってくる、だからこそ、自分の選択を積極的に受け入れることが大事なのです。最愛の人と結婚するというのは幻想、大事なのは、結婚した人を生涯かけて最愛の人に仕立てあげる努力をすることです、死ぬ最後の瞬間に「やっぱりあなたしかいなかった」といえるような、また、そういわれるような人に仕立てあげていく、これが人生ではないかと思います。気づく人間になろうと思ったら、何かを継続すればいいのです、毎日車を磨いていれば、。ちょっとでも車体に傷がついたら、すぐにわかります、一週間に一回だと「あれ? この傷はいつついたんだろう?」となります。今は「崩食」の時代といわれます、昔は腹いっぱい食べることを「飽食」といいました、家庭から食生活が崩れ去っているのです、幸せと便利とは違います、もう一回、日本人はそれを確認しなくてはだめです。

  • 課題図書として与えられた本。思っていたほど宗教めいてなかった。
    努力しないと何も感じないし、覚えないという点は賛成。

  • いただいた本です。


    本書曰く、
    野望とは自分がどうなりたいか。
    志とは世界をどうしたいか。

    自分に余裕がないと、世界についての視点は持てないのではないか。
    一方で、本書で紹介されているバングラディシュの青年たちの瞳が輝いているのは、余裕がないためではないか。
    それらを両立させることはとても難しい。

    だから、何不自由ない暮らしの中で目をぎらぎらさせるには、無理にでも野望を持つべきだと私は思う。
    少なくとも私自身は、そうしないと腐ってしまう。
    その時に世界と自分を同一視することができれば、その野望は志と呼べるだろう。
    だけどそれができる人はきっとそんなに多くない。

    多くの人は世の中が良くなればいいと思っている。
    きっとそのために何かしたいとも考えている。
    だけど、どれほどその気持ちを強く持てるかが問題な訳で。
    その気持ちを燃料にしてどれだけ努力できて、その結果どれくらいの成果が出せるのか。
    それらはハングリーなバングラディッシュの若者に勝るのか。

    もちろん、できれば志が欲しい。
    だけど、薄っぺらい志よりは野望のほうがいい。
    自分にとっても、世の中にとっても。
    なぜなら資本主義的な考えだけど、野望が結果的に世の中を変えていくことは多いから。というか、それが殆どなんじゃないでしょうか。
    そう思いました。

  • 『人間としての根っこが貧弱であったり、腐っていたのでは、いかなる知識や技術も生きてこない』
    20代は知識や技術を習得するより何より人間の価値を高める事が必要。
    人間性、人格を高める事のヒントは『周りを良くしようと努力すること』=思いやり
    ■人格を高める為に
    ①思いやり→周囲の人の事を自分の事のように思いやり行動する事
    ②日々改善、成長の精神で全力で、一心不乱に、働く事
    ③流汗悟道→現地、現場で見て、聞いて学ぶ、感じ取る事
    ④手抜きをしない→『手抜きは心抜き』
    ⑤『苦労』が人格を高める→喜んで苦労する
    ⑥決めた事はやり続けること。即ち継続
    ⑦人が嫌うことを進んでひきうける(周囲の為になる事を)
    『誰もやらなのであれば、せめて私がやりましょう精神』
    ⑧他人に対して、周囲に対して関心を持つ(特に困っている人、苦しんでいる人、悲しんでいる人)
    『見逃すわけにはいかない、何か力になれないか精神』
    ⑨口よりも体を動かし、率先行動する

  • 松下政経塾の館長であった著者は、人事異動で松下電器に帰ることなく、。松下政経塾で求めてきた仕事のテーマを、自分の人生のテーマとして、退職、青年塾を立ち上げた。「次世代を担う青年を育てること、この日本に志の高い青年を1人でも増やしていくこと」がそのテーマである。
    本物を育てるための基本的な考え方やその過程でのエピソードなどが盛りだくさん。大変ユニークであるとともに、確かに本物だと納得できることばかり。不便・不自由・不親切が特に印象に残った。

  • 単なる現代人や若者の批判にとどまっていないところが好感がもてた。
    時折読み返すことで、自分の状態を振り返るのにいいかも。

  • 日本創新党絡みで、松下政経塾や日本志民会議に興味を持ったので読んだ。

  • 新人研修へ講演で来社し、インパクトを遺して言った上甲先生。改めて読んでみました。

    現代で一番と言っていいほど、松下幸之助の遺志を継いでいる方。シンプルなないようだが奥が深い。

    ・仕事に真剣に取り組む人、取り組めない人

    ⇒その仕事に使命感を見出せるかどうか。松下幸之助は電気製品を普及させることで、250年かけて世界から貧困をなくすという目標を掲げ、そこから松下電器は変わった。

    ・自分の仕事を好きになる努力をする

    ⇒自分の好きな仕事をすることが大事なのではなく、自分のする仕事を好きになることである。その仕事を通じて、何を世の中に提供できているのか、また“万事研修”という精神を持つこと。

    ・精神を立てるには

    ? 宗教を学ぶ
    ? 道徳を学ぶ
    ? 歴史を学ぶ

    ・信用を築くには

    ⇒松下幸之助は新入社員に、“何よりも信用を大事にしいや”と言った。誰でも頭では分かってることだが、そのための3つのポイントは、

    ? 約束を守る
    ? 言行一致
    ? 天の目を判断基準とする

    ・生きるモデルを歴史に見つける

    ⇒歴史を紐解けば、尊敬できる偉人はいくらでもいる。そうした人たちの生き方に触れ、自らの望む生き方に触れて重ねてみれば、必ず自分の生きる方向が見つかる。そこに歴史を学ぶ意義がある。


    などなど。

    志とは、自己の利益だけでなく、みんなの利益を考えることである。それを実践し、伝えていくにはどうするか。

    自分の生き方にも合致しており、非常に参考になる一冊。

  • 不自由なことはいいことだ
    仕事の志を持つこと
    生き様に志を持つこと
    自分という核たるものを形成し、タフな人間を作る
    この心意気はどんな時代になっても忘れてはいけないと感じた

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