吉田松陰一日一言

著者 :
制作 : 川口 雅昭 
  • 致知出版社
4.02
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本棚登録 : 291
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884747657

感想・レビュー・書評

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  • 昨年の世相を表す漢字に「偽」が選ばれた。
    その「偽」を誰よりも憎んだ男がかつてこの国には存在した。
    吉田松陰。
    歴史上もっとも純度の高い思想家であり幕末という稀有な時代が生んだ人間の芸術品である。その誠実さ優しさ。が故の狂気。
    自分にとっては眩しすぎる存在である。現在、この人の目をまっすぐに見て話のできる政治家はこの国にいるだろうか。

    言葉は時間と空間を越えて永遠に読む者の心に語りかけてくる。
    言葉と思考が一致するならば今生きる我らの思考を創りあげる力を持つ。
    彼の言葉は偽りのない至誠の結晶である。

    平成の世の「私」の群れに対してたった一人の圧倒的な「公」の言葉が偽装を剥ぎ落とす。

    一日一言、吉田松陰の言葉を借り思考できる奇跡を味わう一冊。

  • 松陰先生の言葉がダイレクトに読める本。解説までついていて素晴らしいが、たまに解説の深堀が足りていないところがあり、少々残念。

  • 対訳の方だけ読んだので、あっという間に読了。
    4月24日の注にある下田事件って、編者の川口氏研究では
    ペリー刺殺が主目的だったって書いてあって、そこだけ妙に印象に残った。

  • 吉田松陰の言葉が綴ってある本でした。

  • 「一日一言」のタイトルどおり毎日読みたい松陰先生名言集。一言一言が濃厚すぎて、毎日一本飲みたい濃縮還元野菜ジュースのような本。

  • 読みやすいし、分かりやすい!

  • 吉田松陰の書簡や講義録から選り抜かれた365の言葉は、国を憂い、士を憂う、発奮を促す熱い言葉だ。わずか30歳ばかりでの死を惜しむ。これほどまでの激烈な感情のほとばしりは他に類をみないのではないだろうか。ゆえにわずか数年の内に維新の志士を数多く生んだのであろう。

  • 数多くの松陰先生の名辞を1日1つずつ、読んでみてください。原文に現代語訳もついていて読みやすいです。

  • 『能たわざるにあらざるなり 為さざるなり』この言葉が好きだ。
    出来ないのではない やらないのである

  • 志士と云ふは即ち道に志すの士なり

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