渋沢栄一男の器量を磨く生き方

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  • 致知出版社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884747763

感想・レビュー・書評

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  • 渋沢栄一の初心者なので初めて知ったことが多かったが、記述が浅かった印象が残った。

  • 断片的に読んだせいか、いまいちぐっとこなかったのが正直な感想です。単純に渋沢栄一についてさくっと知りたいと思えばちょうどよい本だったのかもしれません。
    官僚批判に敏感になってしまうのは職業病ですが、官僚批判のときは官僚が建前上どういう理由をつけているのか、も併せて記述してほしいなと思いました。ただ単に「官僚の嫉妬心から認めない」的な表現だと、ほんとかよ?と思ってしまうので。
    2009/06/29

  • 今まで渋沢栄一について知らなかった自分が恥ずかしい。日本の資本主義の父であり、大蔵省を辞任した後は民間に下り、日本経済の発展に努めた人物である。この人の素晴らしいところは「論語と算盤」と言って、金儲けに走らず現代に著しく低下しているモラルをきちんと保ったところにある。社会と接するにおいて論語は大切だと感じた。今年に書かれた本のため、堀江氏や村上氏についても触れているから、現代味を帯びている。

    人の伝記は読み易いし楽しいし知識が付くからおススメである。経済関係の人には必読書だと思う。

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著者プロフィール

上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。1930年、山形県鶴岡市生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了後、ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学へ留学。ミュンスター大学における学位論文「英文法史」で発生期の英文法に関する研究を発表。ミュンスター大学より、1958年に哲学博士号(Dr.Phil.)、1994年に名誉哲学博士号(Dr.Phil.h.c.)を授与される。文明、歴史批評の分野でも幅広い活動を行ない、ベストセラーとなった『知的生活の技術』をはじめ、『日本そして日本人』『日本史から見た日本人』『アメリカ史の真実(監修)』など多数の著作、監修がある。2017年4月、逝去。

「2022年 『60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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