易経講座

著者 :
  • 致知出版社
3.56
  • (4)
  • (12)
  • (8)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 149
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884748111

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 易、難しすぎ。頼りたいが。八卦はなんとか覚えた。
    自然の中に自己を発見する東洋。

  • 2010/05/07初回読了

  • 面白い。物理学における易の捉え方があるならば,心理学における易の捉え方や活用方法があってもよい。

  • 運命を開く知恵も、人間学講話も、易をしないと分からないのでは使えない。
    もっと心がまえ何かが載ってると思ったのに。

  • 安岡正篤先生の易経講座をまとめたもの。東洋哲学を学ぶと易経に行きつかざるを得ないというだけあって、易の世界は、物事の運行・造化・推移・変遷はなにか法則めいた一定の幅の中での軌道をたどるもののようだ。上がれば下がる、山高ければ谷深しというような自然の法則のような印象だ。まだまだ入口に立ったばかりだが繰り返し親しみたい。

  • どんな事態でも、適切な判断ができるようになりたい
    POINT
    易学は人の運命を占う大道易とは違う
    万物の創造・変化を説く数千年の経験則をまとめたもの
    陽と陰の2つから派生した384爻にあらゆる問題が含まれる

  • 22/3/3 70 歴史のエッセンスなのかな。よくわかりません。
    東洋道徳は敬意と力を持ている。敬意の発達したものが宗教である。知の発達したものが道徳である。

    子供の時代には大いに与えなければならない。

    肝腎な一点。>商売であろうが、日常生活の問題であろうが、いかにこの機を捉えるかということが非常に大事なんで、その点において、もっとも活発に機を知り、機を生かす修行をしておる代表的なものが禅であります。

    尾崎紅葉>子を持ってわれ老いにけり秋の月

    とにかく人間はトンを心得なければならない。老荘流にいうと壷中の天とも言うべきものです。

  • この「易」、私のお気に入りのある税理士さん(岡本吏郎氏:その先見性の高さと現実性が評判で人気がおありです。)が、いつも「易」を立てて戦略を立てるとおっしゃる。
    (しかも、最近、この「易」のDVDを出され始めました。)
    えっ?これほどのリアリストさんが?「易」ですかっ!?っていう興味から。
    なんと、当たるも八卦当たらぬも八卦ではなかったんですねぇー!!
    東洋哲学をマジに勉強するなら、「易」をはずしたら意味がないというくらい「基本中の基本」だったことを知りました。今更ながらに。
    何気に語るアジアな感覚や、どうして西欧人はこうなんだろうね?と比べる感覚の元も、すべてはここからだったのねぇ~!っていうくらい古典中の古典でした。
    知らずにいたのが、もったいない。・・・っていうか、恥ずかしくなりました。
    「易経」(岩波文庫)の方は、まだ全部に目を通せてませんが、ちょっと真剣に勉強したい分野となりました。

  • 占いと関連されがちだけど、商業的なものとは違う人間学であり心学の本。

    Memo:誤謬(ごびゅう) 沈倫(ちんりん)・・・落ちぶれること
    悉く 斯様 蒲柳(ほりゅう)の質 空前絶後

    ◎自分の存在というものに絶対的意義を自得したいような人のことを「命(みこと)」という

    ◎変易であると同時に不易
    ー生ける限りは自己を修め、自己を延ばし、自己を変化していく

    ◎人格というのは知性と感情の陰陽

    ◎「自然をみると、自ら愧ずるという気持ちが生ずる。偉大なるものを敬すると同時に反省して自己を愧ずる」

    ◎八掛の名称・・・天・地・沢・火・雷・風・水・山

    ◎天行健君子自彊不息
    天の運行は健やかで休むことがない、それと同様に君子も自らつとめてやむことなく努力を続けなくてはならない。

    ◎娯楽享楽が盛んになると、必ず頽廃滅亡する

    ◎窮すれば通ず、通ずれば窮す
    いつも謙虚さを忘れずに!!

    ◎難貞(かんてい) 艱難をしのいで貞正を保って変わらないこと

  • ○易とは「変わる」
     因果の法則、数、不変の法則、ノビル、ノバス
    ○夫婦
    ・夫:扶ける(たすける)ものを存立させる
    ・婦:ものをきれいにする。身、心、社会を浄化する。
       浄化は幸せ・平和に繋がる。これが女の本領・使命。
    ○機
    この一点を押さえると、全体の運行に響くというもの。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

明治31年大阪市に生まれる。
大正11年に東京帝国大学法学部政治学科を卒業
昭和2年に金鶏学院を設立。
陽明学者、東洋思想家。
終戦の詔の起草者の一人。
昭和58年死去

著書
『易學入門』『全訳 為政三部書』『東洋思想と人物』『暁鐘』『王陽明研究』『陽明学十講』『朝の論語』『東洋学発掘』『新編 経世瑣言』『新憂楽志』『老荘思想』『古典を読む』『人物・学問』『光明蔵』『政治と改革』『古典のことば』『この国を思う』『儒教と老荘』『旅とこころ』『王陽明と朱子』『人間維新Ⅲ』『憂楽秘帖』『明治の風韻』『天子論及び官吏論』(明徳出版社)

「2000年 『人間維新 III』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安岡正篤の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
J・モーティマー...
安岡 正篤
M.E. ポータ...
ルイス V.ガー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×