君子を目指せ小人になるな

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著者 : 北尾吉孝
  • 致知出版社 (2009年1月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884748302

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君子を目指せ小人になるなの感想・レビュー・書評

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  • ●かつての日本のエリート教育は、教養を非常に重んじ、品格を重視するものであった。歴史、哲学、芸術、科学技術など各方面を学習することで総合的な教養を育成し、ひいては国を愛し、人民を愛する心を備えさせようとした。そのために読書、なかでも古典を読むことを学生たちに求めた。最近の日本では、大学ですら一般教養を軽視する風潮を露骨に見せ始めているようだ。だが、物質的な面ばかり重視するようになれば、精神的な面が疎かになる。人間として最も大事な青少年時代に、内面的な自己を涵養する機会が失われてしまうのである。by台湾元総統・李登輝

    ●教養人とは、「家族のみならず、他者の幸福をも願う人」「知性を磨くだけでなく、徳性が加わった人」であり、これが君子にあたる。一方の知識人は「家族を中心にして日々の幸福な生活を求める人」であって、これは小人にあたるというわけです。

    ●東洋哲学の基本は、まず自分を変えなさいというところにあります。自分を変えて、そのうえで人を感化していきなさいと教えています。実践をとおして 自分自身を高め、変えていくちおう方向に持って行かなければ、人はついてこないのです。

    ●努力を支えるために、書物を深く読み、私淑する人を発見することが重要だと私は考えています。片方で精神の糧になる読書をしながら、片方で事上磨錬によって学んだことを実践していく。学んだことと対峙して、自分はどうかと常に反省しながら自分を修正していくのです。そうした努力を積み重ねていった結果として、私利私欲がだんだん減り、ゼロにはならないとしても、かなり抑えられるようになります。そうなってくると、次第に世の為人の為という発想が芽生えてきて、勇気をもって実行しようという行動につながっていくのです。

    ●君子の3つの基準
    1)徳があるかないか。
    2)私の利よりも義を重んじる、つまり道義を重んじる人かどうか。
    3)自分のことよりも他人のことを先に考える人であるかどうか。
    by伊與田覚先生

    ●孔子にとっての志
    「老者はこれを安んじ、朋友はこれを信じ、少者はこれを懐けん」年寄りからは安心され、友達からは信頼され、若者からは慕われる、こういうふうになりたいものだ。

  • 卒業生からの推薦図書。
    在校生へのコメント:日本にも多くの影響を与えた論語を分かりやすく解説しています。とりわけ,後輩の皆さんには働く目的や天職,勉強法についての部分が参考になるのではないかと思います。

  • ■君子を目指せ

    A.自分の利益を最優先し、他者を顧みない人を「小人」と呼ぶ。
    一方、天が万人に与えた徳を十分に発揮するとともに、私利私欲を排し、他者の幸せを考える人を「君子」という。

    B.人間が守るべき徳目として、次の5 つが挙げられる。
    1.「仁」:他を思いやる心情
    2.「義」:人間の行動に対する筋道
    3.「礼」:集団で暮らすために、お互いが協調し調和する秩序
    4.「智」:人間がよりよい生活をするために出すべき智慧
    5.「信」:集団生活における不変の徳

    C.君子になるための条件は、次の6 つである。
    1.徳性を高める
    2.私利私欲を捨て、道義を重んじる
    3.常に人を愛し、人を敬する心を持つ
    4.信を貫き、行動を重んじる
    5.世のため人のために大きな志を抱く
    6.世の毀誉褒貶を意に介さず、不断の努力を続ける

    D.人間は学問修養をしないと、動物的、機械的存在になる。学問修養することで、自分の運命を切り開くことができる。

  • SBIの北尾氏の著書。単なるIT長者かと思っていましたが、東洋哲学にとても高い見識をもつ方でした。本書は論語を多数引用し現代的解釈をつけ人の向かうべき姿を説いたもの。

  • 著者は野村証券からソフトバンクへ転身した北尾吉孝氏。


    北尾氏は古典から人間的教育を学ぶべきだと主張。


    自身にとっても仕事、人生において古典から多くのヒントを得られたという。

    とても読みやすく、新社会人の方には特におすすめ。


    新入社員教育にも良いかも。

  • 中国古典「論語」を北尾氏の解釈を加えて展開しており、分かり易く、論語の入門書として捉えられた。同書をきっかけに、論語について、もっと勉強してみたいと思っている。

  • SBIグループ代表の北尾氏が書いた本です。

    論語について分かりやすく書いてある本の一つではないかなと思います。

    今の日本の状態に危惧しつつ、論語を通して何か訴えかけようとしている本です。

    論語の本文を引用しつつ、著者の解釈が載っており、また、色々な方の話も少し載っております。

    私が印象的だったのは、徳の5常の話の部分より、西洋と東洋の違いの部分の記述がすごくわかるなと思う内容だったので、勉強になりました。

  • SBI社のCEO北尾氏の本。論語など中国古典の入門的解説書、かな?
    内容は、平易に書いてあるのでよく理解できる。
    が、何故だか心に響いてこないのはなぜ??

  • excellent Should read this again.

  • 自分の人生と、ごく狭い範囲の周囲の人々の幸せ。

    これはこれでよい。

    自分も北尾氏と同じく、社会全体、世界全体のために自分は何をできるか考え続ける人間になりたい。

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