渋沢栄一『論語と算盤』が教える人生繁栄の道

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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884748456

感想・レビュー・書評

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  • 休日を利用して一気に読了。
    孔子の儒教と朱子学の違いが分かりスッキリした。
    これからも何度か読むような気がする。

  • 著者 渡部昇一がこの本を書いた理由は時代なのではないだろか?、ヘッジファンドの時代、サブプライムローンという金融の道徳のなくなった時代だからこそ、「論語と算盤」は読み直されるべきだと言っている。「お金は貴ぶべきものだけど、お金を善用して社会を活発にしていくこれが重要」と渋沢は言った。渋沢の言葉は「算盤勘定だけではなく道徳を学ばなければならない」と言う事だ。本家の中国でも資本主義の導入でモラルが低下し孔子を見直す機運があるそうだ。

著者プロフィール

上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。1930年、山形県鶴岡市生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了後、ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学へ留学。ミュンスター大学における学位論文「英文法史」で発生期の英文法に関する研究を発表。ミュンスター大学より、1958年に哲学博士号(Dr.Phil.)、1994年に名誉哲学博士号(Dr.Phil.h.c.)を授与される。文明、歴史批評の分野でも幅広い活動を行ない、ベストセラーとなった『知的生活の技術』をはじめ、『日本そして日本人』『日本史から見た日本人』『アメリカ史の真実(監修)』など多数の著作、監修がある。2017年4月、逝去。

「2022年 『60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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