- Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884749095
感想・レビュー・書評
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名将言行録を読む 渡部昇一氏
1.購読動機
心理カウンセリングを受けるなかで、渡部昇一さんと出会いました。
渡部さんの書籍は数が多く、その中から読みやすさで手にとったのがこちらです。
戦国時代の武将の言行録。
しかも、その数約30武将。
2.本書の読みどころ
北条早雲ではじまり終わりは徳川家康。
30武将の言行録が観察できます。
1武将10ページですから飽きません。
関心ある武将から読むもよしです。
3.心をぶちぬかれた3武将の言行録。
豊臣秀吉
「少しのことこそ分別せよ。
貴人は無理なるものと思え。」
織田信長
「人を用いるは能否で選べ。
新故論ぜず。」
上杉謙信
「心驕りなきとき、人を敬う。」
「心勇あるとき、悔やむことなし。」
「心に欲なくとき、義理を行う。」
4.最後に
現代も企業においては競争の世界。
戦国の世の競争と広義で同じ。
繁栄か?衰退か?
しかるに、時代を生き抜いた武将からの学びは少なくない。
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にやにやしながら
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昔の武将の見方が変わりました。歴史好きな人にもオススメです。
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子供が戦国時代にはまっていることから、親として一段上の知識を収集することを目的として購入した。
天下をとった豊臣秀吉や徳川家康を始め知名度がやや劣る武将まで著者の渡部氏が高く評価している戦国武将の思想や実績を紹介している書籍。この時代に頭角を現してきた人物の魅力を垣間見ることができる。