二宮金次郎の幸福論

  • 29人登録
  • 3.29評価
    • (0)
    • (4)
    • (2)
    • (0)
    • (1)
  • 6レビュー
著者 : 中桐万里子
  • 致知出版社 (2013年4月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884749934

二宮金次郎の幸福論の感想・レビュー・書評

  • ・山頂(卵子)にたどり着けない何億個の精子たちは、
     蹴落とし闘ってきた敵ではなく、むしろたった一人を山頂に
     届けるために協力してきた仲間だったのでは。

    ・いつでもやりやすい小さな実践をおろそかにせず、
     大切にすることから始めなさい。

  • 中桐さんの講演を聞いてから読みました。
    二宮金次郎の言葉はこういう意味で言っているということを55の言葉を取り上げています。
    言葉自信がわかりにくいものもありますが、解説のみを読めば良いと思います。
    この55の言葉の中で、幸せに生きる上でのヒントはいくつかあると思います。
    ただ、解説も2-3ページ分なのでちょっと物足りないかもしれません。私はちょっと物足りなかったな。
    別の本も出ているので近いうちにそちらも読んでみたいと思います。

  • 作者は二宮尊徳(金次郎)の7代目の子孫であり、現在大学の教授をされている方です。作者自身も自分の祖母(4代目の子孫)から二宮尊徳の話は伝え聞いており、特別な思いを感じてこの本を書かれたと思います。
    ただ語り口調は二宮尊徳氏がこう語ったいという硬い口調ではなく、金次郎の爺さんはこんな事を言ってたけど、多分こんなことを考えていたのだと思うよといった程度の優しい印象を受けました。

    本作は幸福論とのタイトルがついてますように、二宮尊徳の思考方法について書かれたものです

    ・「どうしようもないこと」を冷静に受け止めた上で前に進む方法を考えつこう
    ・人間は低きから高きに向かって生きる存在である
    ・実りは無限。貧しさは有限。
    ・自然は稲や作物といった嬉しいギフトだけでなく、雑草という厄介な課題も与える
    ・肉眼で見れば、猫がネズミを食うのであるが、心眼で見ればネズミが化して猫となる
    ・一旦事変にあったら、夕立にあった心持でじっくり構えてかかるがよい
    ・大きな田んぼと小さな田んぼが二つあった場合どちらから耕すべきであろう?間違いなく小さな田圃である
    ・寝る暇を惜しんでわらじを作り、わらじの切れた人にやれ。もらった人が礼を言わなくてももともと寝る暇に作ったのだからそれまでのこと。礼を言う人があればそれだけの徳。お金をくれる人があればそれだけの利益だ
    ・食えば一粒、撒けば万粒
    ・死んで仏になるとの考えは間違っている。生きているときに仏であるから死んで仏になるのだ
    ・熟しないものを心配するより、既に熟したものを取り入れる方がどれ程良いか?

    明日を憂うより今この瞬間に全力を尽くす。どうしようもないことは受け止める。まず小さな事から始める。良いことも裏を返せば悪い面もある。悪いことも裏を返せばよい面もある。

    先の事は誰にもわからない。それなら今現実に出くわしている困りごとややるべきことに全力を尽くす。それがこの世で幸福に暮らす一番の方法だということを伝えたいのではないでしょうか?

    そして農業は、一粒の米が何千倍にも帰る素晴らしい仕事であるが、その対価としてやるべきことも山ほどある。そう簡単に楽はできないから頑張りなさいと言われているような気がします。

    二宮尊徳は荒廃した農村を立て直す名人であったと言われています。その尊徳が考えた価値観がこうした考えであるなら、この先どんな不幸な事態が起きても、心持ひとつで事態は如何様にも打開できるのではないかそんな気がしました。

  • 二宮金次郎の幸福論

    作者は二宮尊徳(金次郎)の7代目の子孫であり、現在大学の教授をされている方です。作者自身も自分の祖母(4代目の子孫)から二宮尊徳の話は伝え聞いており、特別な思いを感じてこの本を書かれたと思います。
    ただ語り口調は二宮尊徳氏がこう語ったいという硬い口調ではなく、金次郎の爺さんはこんな事を言ってたけど、多分こんなことを考えていたのだと思うよといった程度の優しい印象を受けました。

    本作は幸福論とのタイトルがついてますように、二宮尊徳の思考方法について書かれたものです

    ・「どうしようもないこと」を冷静に受け止めた上で前に進む方法を考えつこう
    ・人間は低きから高きに向かって生きる存在である
    ・実りは無限。貧しさは有限。
    ・自然は稲や作物といった嬉しいギフトだけでなく、雑草という厄介な課題も与える
    ・肉眼で見れば、猫がネズミを食うのであるが、心眼で見ればネズミが化して猫となる
    ・一旦事変にあったら、夕立にあった心持でじっくり構えてかかるがよい
    ・大きな田んぼと小さな田んぼが二つあった場合どちらから耕すべきであろう?間違いなく小さな田圃である
    ・寝る暇を惜しんでわらじを作り、わらじの切れた人にやれ。もらった人が礼を言わなくてももともと寝る暇に作ったのだからそれまでのこと。礼を言う人があればそれだけの徳。お金をくれる人があればそれだけの利益だ
    ・食えば一粒、撒けば万粒
    ・死んで仏になるとの考えは間違っている。生きているときに仏であるから死んで仏になるのだ
    ・熟しないものを心配するより、既に熟したものを取り入れる方がどれ程良いか?

    書いているうちにデ-ルカ-ネギ-の名書「道は開ける」とほぼ同じような事が書かれていると思いました。
    明日を憂うより今この瞬間に全力を尽くす。どうしようもないことは受け止める。まず小さな事から始める。良いことも裏を返せば悪い面もある。悪いことも裏を返せばよい面もある。

    先の事は誰にもわからない。それなら今現実に出くわしている困りごとややるべきことに全力を尽くす。それがこの世で幸福に暮らす一番の方法だということを伝えたいのではないでしょうか?

    そして農業は、一粒の米が何千倍にも帰る素晴らしい仕事であるが、その対価としてやるべきことも山ほどある。そう簡単に楽はできないから頑張りなさいと言われているような気がします。

    二宮尊徳は荒廃した農村を立て直す名人であったと言われています。その尊徳が考えた価値観がこうした考えであるなら、この先どんな不幸な事態が起きても、心持ひとつで事態は如何様にも打開できるのではないか?そんな気がしました。

全6件中 1 - 6件を表示

二宮金次郎の幸福論の作品紹介

七代目子孫が初めて語る…江戸時代、600以上の荒廃した農村を復興させた金次郎のとっておきの教え。運命を高める55の金言。

二宮金次郎の幸福論はこんな本です

ツイートする