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- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884814830
作品紹介・あらすじ
幕末日本に釈迦やキリスト級の驚異的聖者がいた。地球との"共生"時代にこそ生きる彼の生命哲学。中村天風にも通じる生命哲学を説き、数々の奇跡を起こした宗忠の人生に光をあて、幕末日本史の裏に隠れた皇室とのつながりを明かす著者渾身の書。
感想・レビュー・書評
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四国遍路をしていたときに「黒住教」なるものの存在を知った。それ以来、何となく気にはなっていたが、ふとしたことから本書を見つけ、読んでみた。
黒住宗忠は幕末の神道家だが、本書では彼の伝記のみならず、生命哲学についても解説されている。スピリチュアルの本質について、日本語の「しっくりくる」言葉をピタッピタッと当てはめて、解き明かしていく。いま読んでも、彼の生命哲学は全く古さを感じさせない(むしろ新しい)。これがまず驚きであった。日本語で読めるスピリチュアルの読み物として一級品である。
著者は宗忠の生命哲学について、仏教の教えとは正反対などと論じているが、仏教についての著者の理解は甚だ浅薄と思う。著者の解説は万事がその調子であるが、幸い宗忠が遺した歌などから、直に彼の人間像を垣間見ることが出来る。そこから判断するに、彼を「神人」とみなすことに異論はない(スケールがハンパではない)。かつてこのような偉大な日本人が存在したことを、国民全体に広く知って欲しいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こんなすごい日本人がいたんだ。
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