ブランディング22の法則

  • 東急エージェンシー
3.57
  • (22)
  • (51)
  • (73)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 699
感想 : 40
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884970734

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自社のブランドとは何か?
    それを明確にしないまま、多角化してはいけない。
    そこが主眼か。

    自分をブランド化する際も、他者との差別化やこだわりなどを持ち、何でも屋になっては生きていけず、会社にうまく利用されてしまうことにつながるのと似ている。
    そういう意味で原則的なヒントをもらえる。
    読んでおいて損はない。

  • - 広範囲に及ぶマーケティング機能を結合させる接着剤はブランディングである
    - ブランドはブランドであり、ブランドである
    - 雑多なものに同じブランド名を使えば使うほどそのブランドは弱いものになる。ブランドのパワーはその広がりに反比例するのである
    - いい結果が生まれるのはブランドを拡張するよりも収縮させる時である
    - ブランドについては、自分で語るよりも他人が語る内容のほうがはるかにパワフルである
    - 今日ではブランドはパブリシティによって構築され、広告によって維持されている
    - ブランドは消費者の頭の中に自分の言葉を所有する努力をすべきである
    - あなたがブランドの成長を考えているのなら、「ブランドの焦点を絞り消費者の頭の中に一つの言葉を所有することによってどれだけの市場を創造することができるだろうか」と問いかけるのが正解になる
    - 強力なブランドを築きたいと思うなら、買い手の頭の中に品質に関する強力な認識を築き上げなくてはならない
    - ブランド構築の手法とは市場の一部に焦点を絞ることである
    - ほとんどの場合、ブランド名を企業名より重視すべきである
    - 顧客が企業名とブランド名の両方を使わざるをえない時、あなたはたいていブランディング上の問題を抱えている
    - ファミリーアプローチに成功する鍵は各兄弟ブランドを独自のアイデンティティを備えたユニークで個性的なブランドにすることである。各ブランドを
    できる限り差異の際立つブランドにするのだ
    - もし活字が判読できなければ、そのロゴタイプは消費者の頭の中でほとんど存在しないことになり、まったく意味をなさない
    - ブランドとは顧客の頭の中にあなたが所有するただ一つのアイデアないしはコンセプトである

  • 楽しく読めて事例をもとに知識も得られる本としては良書。

  • The 22 Immutable Laws of BRANDING ―
    http://www.tokyu-agc.co.jp/business/publishing.html

  • 拡張の法則

    収縮の法則

    パブリシティの法則

    広告の法則
    広告はそれ自体では引き合わない。しかしもしあなたがリーダーだとすると、広告によってあなたの競合企業はあなたと張り合う特権を得るため無理な出費を強いられることになる

    言葉の法則
    もしあなたがブランドを築きたいと思うなら、見込客の頭の中に一つの言葉を所有することに努力を集中すべきである。他のだれも所有していない言葉をである

    信用力の法則
    プレステージのある商品やサービスのブランド構築に成功するためには
    ①商品やサービスを競合より高価なものにする
    ②プレステージをそれとなく表す表現を見つける

    高品質ブランドを構築するためには、焦点を絞り、その絞った焦点と優れた名前、高い価格とを組み合わせる必要がある

    カテゴリーの法則
    顧客が実際に気に留めるのは新しいブランドではなく新しいカテゴリーである。彼らはドミノには気を留めない。ピザが30分で配達されるかどうかを気にする。キャラウェイのことは気に留めない。その大型ドライバーがゴルフのスコアを縮めるかどうかを気にする。プリンスのことは気に留めない。その大型ラケットがテニスの成績を上げるかどうかを気にかける

    ピザのテイクアウトであれ、グルメのテイクアウトであれ、市場の一部分に絞る。そのうえであなたのブランド名にそのカテゴリーを代表させ(総称的効果)、同時にブランドではなくカテゴリーの利点を売り込むことによってカテゴリーを拡張する

    ライン延長の法則

    協調の法則
    プラネットハリウッドのベストな場所は、ハードロックカフェの向かい

    ジェネリックの法則
    レクサス(Lexus)は、Luxuryから数文字とって命名した
    人々の頭の中で認識する対象は文字ではなく、音声である

    企業の法則
    ブランド名を企業名より優先させるべき

    サブブランドの法則
    サブブランドはブランドが築いたものを破壊してしまう

    兄弟の法則
    一個の特性を選んでセグメントする

    色調の法則
    単一な色がほぼベストなカラー選択 ティファニー
    フェデックス オフィスで目立つ オレンジと紫

    国境の法則
    国のイメージを流用する コロナ、キリン、チンタオ

    特異性の法則
    ブランドが社会で重要な機能を果たすのを助けるのはその特異性である
    ブランドとは何であろう?それは普通名詞に代わって使うことのできる固有名詞である
    輸入ビールという代わりに「ハイネケン」を注文する
    高価なスイス製腕時計という代わりに「ロレックス」を注文する
    安全な車という代わりに「ボルボ」を注文する
    走りのいい車という代わりに「BMW」を注文する

    ブランドとは何だろう?それは顧客の頭の中にあなたが所有するただ一つのアイデアないしはコンセプトである
    それはそれほどまでに単純であり、それほどまでに厄介なものである

  • ブランドは集中させるべきであり、拡張やライン延長、サブブランド、変更などの誘惑に惑わされること無く、「一貫性」を保つことが最善であるということを豊富な事例で説いている本。
    また競合に対しては、オリジナルのワード、かつ競合の反対の色でしっかり差別化した「認知」を獲得できるブランドデザインとし、さらには、競合参入は市場活性がなされる為、基本的に歓迎されるものとする。
    その通りと思います。

  • あんまりロジカルじゃない。

  • ブランディングの法則を、歯切れよく、豊富な事例を紹介しながら、分かりやすく解説している一冊。

  • 22の法則を様々な企業を事例として取り上げられている点が良い。
    法則→事例→結果、このような流れで構成されているので解りやすい。

  • 事例を交えた説明がわかりやすい。

全40件中 21 - 30件を表示

アル・ライズの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デールカーネギ...
ロバート キヨサ...
ジェームズ アレ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×