幸福を見つめるコピー

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著者 : 岩崎俊一
  • 東急エージェンシー (2009年7月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884971113

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幸福を見つめるコピーの感想・レビュー・書評

  • 名コピーの数々。
    コピーはつくるのではなく、見つける。なるほど。

    エッセイは数段、面白い。
    さっと読める本、ということが文章のうまさの証なのでしょう。

    「消しゴムの人生は、後半がボロボロでした。」は一番ぐっと来ました。

  • 岩崎俊一さんのコピー集。
    コピーも素敵だが、途中途中の、岩崎さんの人間味あふれるコラムもステキだった。
    やっぱり、人生とか、人柄だったりとかが、スゴイ出ているコピーが多い。
    好きだったコピーもたくさんあるが、岩崎さんの考える思考に触れられたことがよかったかな。
    あなたに会えたおかげです。

  • 彼のコピーはものすごく強いイメージではない。日常の、人生における、とても些細な、心の中にある思いを、言葉として、表現してくれている。
    人のこころを温かい視点で描いていて、 読むと何か救われるような気がします。優しいフレーズに、妙に感傷的になり、涙うるうる。日々の喧騒的な時間で、忘れかけていた人生の大事なモノを思い出させてくれて。。。
    「生きてるっていいね」
    「人間て捨てたもんじゃないね」

  • わたしはこの人の生み出す言葉がすきです。

  • もっと多くの人に幸福を見つめてほしい。
    もちろん、自分も含めて。

  • 人が泣くときってきっと、熱いなにかに動かされているときで。
    でも岩崎さんのキャッチコピーで泣いてしまうのは、それとは全く違う。
    根底にあるもの、当たり前になっているものを、言葉にしてくれているから。
    それがきっと、とてもうれしいんだと思う。
    そして何故か岩崎さんのコピーは古くならないね。

  • 声だして泣いた。なんでだろう。幸せだ。

  • 幸福になること、そのためにこそ、さまざまな表現物はこの世に生まれる。
    企業は何のために存在するか、商品は何のためにうまれてくるのか。
    すなわち人の役にたつため。すべての広告はここを基地として発信される。
    長いあいだ書き溜めた「幸福を見つめるコピー」とそのコピーの土壌となった折々の体験をつづるエッセイ。

    コピーライターというと何となく奇抜なアイデアで言葉で遊ぶ職業という気が昔していたけれど、いいコピーってそういう事じゃないんだよね。(まあ、インパクト系の人もいますが)
    本質をぎゅっと掴んで伝わる言葉にする。ほんとにいいコピーや広告ってパズルがかちっとはまったようなそんな気がしますね。

    岩崎俊一さんのコピー集、昔のものも沢山あるけどやっぱり覚えてるわ。
    幸福が基地のコピー、読んでいて心地よかったですね。

    一番好きなのを1つ、とすると。。
    「やがて、いのちに変わるもの」(ミツカン)かなー

  • 岩崎さんの書くコピーが好きで手に取った一冊。
    幸福になるという北極星を目指してコピーを書くという信念が、そのままコピーにあらわれていると思う。どのコピーも、あったかくて、心に少しだけ光が灯るようなそんな感覚を呼び起こしてくれる。
    この本におさめられているエッセイを読むと、本当に書き手の素地というか、経験や感覚、考え方がコピーをつくりだしているんだなと思う。でもコピーは「つくられる」のではなく「見つける」ものだという発想も素敵だと思う。そのへんにふわふわ浮いている「ほんとうのこと」を誰の心にも伝わる・ひびくようにカタチを変えて呈示するのがコピーライターの仕事。
    山崎ナオコーラと同じように、書き手が何を目指してものを書くのかがわかると、そしてそれが書かれたものからざくりと心に伝わってくると、なんだかうれしくなるな。
    こんな短いコトバで人を幸せな気持ちに一瞬でもさせられるなら、それは素晴らしい仕事だと思う。

  • コピーライターとして、もういちど、基礎からやりなおします。

    岩崎さんのまなざしを、手に入れたいのです。

  • コピーとか標語に弱い。

    未来に行くならアンドロイドを持て

    とか。

    あなたは自由を守れ、新聞はあなたを守る

    とか。

    グッとくるものはちょっと強気なものが多いかも。。

    現代短歌が気になるのも短い言葉にいろんな気持ち、イメージが詰め込まれているのを、ゥワッと感じるのが快感だからだろう。

    そして、その創作の逸話を知るのはまた面白い。

  • コピーライター、岩崎俊一氏の作品集。200本のコピーが掲載されています。
    前にこの人の「美しい50歳がふえると、日本は変わると思う。」というCMコピーが、なんだか新鮮で、記憶に残っていました。
    ごっそりと分厚く、重い本で驚きました。
    人の記憶に留まるような、印象的な言葉であるのがコピーの必然という性質上、気に入ったものも、まるで気に入らないものもありますが、それぞれのコピーの制作秘話などが載っていて、興味深く読みました。
    スッキリ、爽快で、ぐっとくるものもありますが、文章をこねくり回しすぎて、屁理屈っぽくなっているものもあり、いろいろです。

    コピーは、人の心や情緒に訴えるものであるため、作る人は常に生活にゆとりをもった、落ち着いた大人だろうと思っていましたが、その実、売れっ子すぎて、家庭もなかなか省みられない、生き馬の目を抜くような出版界で生き残った人だという裏事情まで、よくわかりました。

    ヘネシーのコピーでは、竹中直人や忌野清志郎の名前で文章が書かれていますが、岩崎氏の書いたものであり、本人の文章じゃなかったことを知り、がっかりしました。
    まさにゴーストライターですね。

    巻末にコピーの載ったポスターが掲載されており、オンタイムで見た時のことを思い出せたり、雰囲気を汲みとれるのがいいです。
    願わくば、もっと大きく掲載されていれば良かったです。

  • あぁこのコピーも岩崎さんのものだったのか、とひとつひとつ驚きながら読み進めた。コピーはもともとある潜在的な定義や、規則性や、人のもっている印象を、切りとって文字に起こしている。新しい発見は必要ないのである。
    あったかみのあるコピーがたくさんあってすてき。とくに支援団体のコピーや、老人ホームのコピー。
    どうしてこのコピーがうまれたのか、という背景事情も、日々の生活の中からコピーはうまれるんだな、と感じる一助になっている。

  • 一番好きなコピーライターさん。

  • 2009?。途中まで読んですごくよかったのだけど、そういえば最後まで読んでいない。

  • 岩崎俊一さんのコピーが好きだ。
    いつもその目線は優しく、正しいことを正しく、かつ魅力的に伝えてくれる。
    奇をてらったものは殆どない。だが全てのコピーに発見がある。新しい価値を見つけ出して、コピーに昇華する。

    広告の姿は変わっていくけれど、人のこころは変わらない。

    そんな気がする。

  •  この本は京都出身のコピーライター/岩崎俊一さんの
    仕事集(=キャッチコピー集)です。
    名前を聞くと誰だ?という感じかもしれませんが、
    最近でいうと「年賀状は贈り物だと思う」、
    昔でいうと「人生には、チョコレートをかじる時間がいる」など
    他にも絶対に目に耳にしたことのあるコピーを
    たくさん収めた仕事集です。
    本の題名は岩崎さんのコピーへの向き合い方が
    ストレートに表現されています。
    「幸福」となまえにつくけれど、
    決して宗教関連の本ではありません(汗)

     心がホクホクなりたい貴方におすすめです。
    きっと明日が楽しみなる一冊です。

  • 「幸福になること。人は、まちがいなく、その北極星をめざしている。(中略)コピーも例外ではない、といばるつもりはないが、少なくともここをめざして書かなければいけないと、ずっと思ってきた。それは、企業は何のために存在するのか、商品は何のために生まれてくるのかを考えれば自明である。」(本文より引用)これに基づいた著者厳選の200本のコピーとそれにまつわる20のエッセイ。大好きなコピーライターの人が書いた(作品をまとめた)1冊。読んだ後、確かにほっこりと幸せな気持ちになれる。書いたものって人柄でるなあと彼の仕事を見ると常に思います。

  • 誰もがなるほどと思う言葉を探し出す。それはまるで、鉱石探しのようなもの。

  • 当然のことだが、コピーはそのひとの経験からくる部分が大きいのだと感じた。そして見た人がそれに共感するから立ち止まるし、興味を持つし、宣伝にもなる。知名度と自分の心に残るコピーは別物。

    母がきれいだと 歳をとるのが、こわくない。
    負けても楽しそうな人には、ずっと勝てない。
    一度ふられていらっしゃい。
    駅から3分。東京では、じゅうぶんに迷う距離である。

  • 「年賀状は、贈り物だと思う。」「やがて、いのちに変わるもの。」などのコピーを書かれたコピーライター岩崎さんのコピー集。

  • コピーライターである岩崎俊一氏の作品集です。
    コピー作品だけでなく、エッセイも味わい深い作品になっています。
    何のためのコピーなのか、誰のためのコピーなのか、作品には目的があり、そこには人の幸せが表現されています。
    短いコピーという作品の中に、物語を想像させてくれます。

  • 知ってるコピーも、知らないコピーも、そのフレーズが生まれる背景のエッセイもとても楽しく読めた。ちょっと感動したり、買う気になったり…短い言葉に動く感情が面白かった♪

  • お亡くなりになられたので、ひっぱり出して読んでみた。ここに書かれているコピーのほとんどは、自分の大切な人のことを思わせるものばかり。読んでいる間中、ずっとその人のことについて考えていた。まさに「幸福を見つめるコピー」だった。

  • 「コピーはつくるのものではなく、見つけ出すものである。」
    それを実感するコピーの数々。
    経験からしかコピーは生まれないということを実感するとともに、日々の生活の中でなんとなく流し見ていく風景や人の行動に対し自分の中で解をだすことがいかに重要かを実感する。
    自分の考えを文章にしたためるということは、その解を導くことであるのかもしれない。

    岩崎さんにとってのコピーとは。
    「~この空中のそこここに、人知れずひっそりと浮遊している「ほんとうのことたち」をひょいとつかまえ、誰の心にも入りやすいカタチにして人々の前に呈示する。それが、僕の考えるコピーライターの仕事である。」

    Checkコピー
    ・あなたに会えたお礼です。サントリー
    ・幸福は、ごはんが炊かれる場所にある。ホットモット
    ・父は、君が好きです。ただ、それだけです。ミキハウス
    ・雨の日の記憶は濃い。積水ハウス
    ・服は、肌より先に抱きしめられる。西武百貨店
    ・少女は無口になった。夏の終わりだった。パルコ
    ・仕事に追われ、生活に疲れる。日本では大人の話です。日本フォスタープラン協会
    ・人は、書くことと、消すことで、書いている。トンボ
    ・出会いという美しい言葉を汚したのは、私たちがつくり出したネット社会です。イオレらくらく連絡網
    ・朝目覚めたら、疲れていた。何の為の睡眠だったのだろう。新アリナミンA武田
    ・都心さえあこがれる街。二子玉川 二子玉川らいず
    (多摩川があるという価値の発見)
    ・ブランドショップがならぶ街は他にもある。しかし、そこに川はない。
    ・あなたのそばが、いちばん遠い。サントリーリザーブ
    ・きゅうくつは、うまい。世界コミュニケーション年
    ・気がつけば、大きなテレビをひとりで見る国になっていた。谷内六郎シリーズ
    ・人間という肩書で、生きようと思う。Club will be
    ・花を育てるようになると雨が好きになる。積水ハウス
    ・人が少ない場所に住むと、人を想う時間が長くなる。フジテレビどらま「やさしい時間」

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