「老子」新訳: 名のない領域からの声

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  • 地湧社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885032264

作品紹介・あらすじ

孔子は社会意識を語り、老子は宇宙意識を語る。やさしく心に響く老子自由訳決定版。

感想・レビュー・書評

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  • なんとなくバブルを生きた人の感じがする。老子をコロナのもとで読むにはちょっとしんどい。どうしようもなさをそれでも突き抜けるつらさ。

  • 孔子と老子。
    孔子は君主制の権力国家を支持。これが社会の道徳を作り、常識を作った。
    老子は、宇宙エナジーと命をつなぐ生き方を説いている。

    お気に入り。
    13章
    ひとは、ひとにどう見られるか、どう言われるか、いつも気にしている。
    しかしね、そういう自分は本当の自分じゃあなくて、社会の自分なのだよ。
    たかの知れた自分だけど、社会だって、たかの知れた社会なんだ。

    42章
    あの混沌は一だった。
    一から、陰と陽の二に分かれ、二から三、すなわちすべてのものが生まれた。

    いやー89歳の加島さんの言葉が身にしみるし、後生は落ち着いて過ごしたい。

  • 加島祥造さんの訳は力強く読みやすいので、図書館でいろいろ借りてみる。この新訳を入れて、3つめの訳だそう。今の気分では、タオとか老子のメッセージは心に響くので、手元に置いておりにふれて読みたい。

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著者プロフィール

1923年、東京生まれ。早稲田大学卒業後、カリフォルニア州クレアモント大学院留学。信州大、横浜国大等に勤め、数多くの翻訳・著作のあと、「老子」の現代自由詩『タオ─老子』『求めない』が、共にロングセラーになる。

「2012年 『禅とタオ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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