エネルギ-復興計画: 東北版グリ-ンニュ-ディ-ル政策 (エネルギーフォーラム新書 1)

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  • エネルギーフォーラム
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885553882

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  • 震災前に日本の電力供給の現状をまとめたものと、震災後に今後の脱原発に向けての提言をまとめたもの。現状というと特に発電方式による電力供給能力と時間帯別・季節別発電ミックスなどいくつか役に立つデータが掲載されている。今後については安全保障の観点からも従来の原子力・石油依存から天然ガス・石炭・自然エネルギー等発電方式の多様化と共に、ピーク時と自然エネルギーの安定化対応の為にも蓄電システムの構築が期待されるという極めて現実的な提言が纏められている。果たして経産省・電力業界はこうした提言を正面から受け止める議論をする体制があるのであろうか。

著者プロフィール

1956年生まれ。京都大学大学院経済学研究科特任教授。エネルギー戦略研究所所長,東北公益文科大学特任教授,山形県総合エネルギーアドバイザー,豊田合成㈱取締役を務める。東京大学経済学部卒業。日本政策投資銀行エネルギー部次長,調査部審議役等を経て現職。第27回エネルギーフォーラム賞受賞。著書に『オバマのグリーンニューディール』(日経新聞出版社),『再生可能エネルギーの真実』(エネルギーフォーラム),『ドイツエネルギー変革の真実』(エネルギーフォーラム)等多数。

「2017年 『再生可能エネルギー政策の国際比較』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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