ホットケーキ 愛蔵版 (おはなしのろうそく 9)

制作 : 東京子ども図書館 
  • 東京子ども図書館
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本棚登録 : 133
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885690587

作品紹介・あらすじ

日本をはじめ世界各地の昔話、創作物語、わらべうた、手遊びなどを約10編ずつ収めたアンソロジーです。元になっているのは、子どもたちにお話をとどける語り手用のテキストシリーズ「おはなしのろうそく」(現在31まで刊行、43年間の総発行部数177万部)。この愛蔵版は、子どもたちが自分で楽しめるよう、文字を大きくし、魅力的な挿絵をたっぷり入れた小型のハードカバー本です。図書館・学校はもちろん、文庫や幼稚園、保育園、家庭などでの読み聞かせにもご活用ください。

感想・レビュー・書評

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  • てのひらサイズの薄い小冊子版「おはなしのろうそく」の2冊分を1冊に合わせて、挿し絵も増えた「愛蔵版おはなしのろうそく」。
    素敵な表紙のハードカバーで、昔話や創作童話わらべ歌など色々楽しい10話の詰め合わせ。
    ・ならずもの
    ・ねずみのすもう
    ・オオカミと七ひきの子やぎ
    ・ホットケーキ
    ・番ねずみのヤカちゃん…など

    この9巻の表紙が特に好き。
    明るい黄色地に、フライパン持ったお母さんと子供達。見上げているのは特大ふかふかホットケーキ!(しかもミルクがたくさん入った美味しいやつらしい)


    挿し絵が増えたとは言っても、やはりこちらは大人から子供への「語り聞かせ」用。子供が「耳」だけでお話を存分に楽しめるよう、骨格のしっかりとした文章になっている。

    末っ子の娘が布団に入ってから「おはなしのろうそく」を読んであげていると、上の息子たちも近くで遊びながらなんとなく横耳で聞いている。お話が終わると「今日のは結構いいね」とか「おもしろくないから明日は別のがいい」とか言いながら子供部屋に引き上げていく。
    息子達が幼かった頃は子供たちを寝かせるのに毎日四苦八苦していた。寝る時間が近付くと気が重くなるほどで、「寝る前のゆったり絵本タイムを入眠儀式に!」という育児アドバイスなんて、どっか別の世界の夢物語に思えていたけど。

    寝る前に「おはなしのろうそく」を親子で穏やかに楽しめる日が来るとは。母にとってもご褒美のような時間だ。

  • なんとなく、春はホットケーキの季節。と思うので、素話をしました。
    タイトルを言うと、「しってる〜!」の声。「じゃ、やめる?」と聞くと「聞く〜!だっておもしろいもん」だって。1年生に話したらキョトンとしていたから、2年生になっても語れると思ったが、どうでしょう。私は早口になってしまうので、8分くらいかな。

  • 松岡享子さん、石井桃子さんらが東京子ども図書館を設立した事を知り足を運んでみました。こどもを想うとても素敵な図書館でした。
    そこで購入したオムニバス。どこへでも持ち運べる小さいサイズ。内容はグリム、セルビア、イギリス、日本の昔話などバラエティ豊かです。
    総じて素晴らしい体験でした。すっかりファンになりました。

  • 2010/3/2

  • 表題作の7人の子供たちの『ねえ世界で一番きれいでやさしくて賢くて〜』に笑いました。あと金の馬の「よろしいでしょう」も笑っちゃった

  • 長いお話や絵が欲しいお話が多い。
    番ねずみのヤカちゃんの話が可愛い。
    ねずみのすもうは絵本であれば可愛いかな。
    読み聞かせには不向き。

  • おかあさんが、おいしいおいしいホットケーキをくれました。ところが、そのホットケーキがにげだしたから、さあたいへん。

    2022/5/20 2-2 「ホットケーキ」を語りで。

  • 『かにかにこそこそ』小2読み聞かせに◎


    ○かにかに、こそこそ(日本の昔話/笠原政雄語り/東京子ども図書館再話)
    ○ならずもの(グリム昔話/佐々梨代子、野村泫訳)
    ○王子の夢(セルビアの昔話/松岡享子訳)
    ○ライオン狩り(グループあそび/松岡享子採録)
    ○ねこっ皮(イギリスの昔話/山口雅子・松岡享子訳)
    ○ねずみのすもう(日本の昔話/瀬田貞二再話)
    ○オオカミと七ひきの子ヤギ(グリム昔話/佐々梨代子、野村泫訳)○ホットケーキ(ノルウェーの昔話/松岡享子訳)
    ○すずめ、すずめ(東京のわらべうた)
    ○番ねずみのヤカちゃん(リチャード・ウィルバー作/松岡享子編・訳)

  • おはなしのろうそくシリーズで初めて読んだ本


    5歳の娘にうけたのが
    リチャードウィルバーの番ねずみのヤカちゃん
    (長い…)
    収録話数が10ほどでおやすみ前の読み聞かせにちょうどいい。ほかのシリーズも読みたくなった。

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著者プロフィール

子どもの本と読書を専門とする私立の図書館です。1950年代から60年代にかけて東京都内4ヵ所ではじめられた家庭文庫が母体となり1974年に設立、2010年に内閣総理大臣より認定され、公益財団法人になりました。子どもたちへの直接サービスのほかに、“子どもと本の世界で働くおとな”のために、資料室の運営、出版、講演・講座の開催、人材育成など、さまざまな活動を行っています。

「2023年 『おはなしのろうそく 33』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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