人魚變生-耽美派イマージュ浪漫珠玉集 (マイ・コミックス)

著者 :
  • 東京三世社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885704321

感想・レビュー・書評

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  • ぬこさまが
    「ああ、風情な さうらしく思「ゐ」ます」
    て言ふ以外はまう、耽美の極み、舞ひあがる紙、ほかいろいろ、よき。

  • 2017.9.17

    こういうのはこういうジャンルだから感想とかは特にない、衒学趣味と高い技術は驚嘆する。
    ご本人はどんな方が存じあげないが、イメージとしては道楽。
    それが悪いわけではないが、生きるに必要かと問われれば、嗜好品だと応えるような。。

    ま、贅沢品ですよね。

  •  娘っ子時代に大好きだったコミックです。
    墨絵のような、耽美的なような(エログロではありません)・・黒髪・色白の麗しい少年(青年)が出て来ます。素敵です♪
     とにかく絵が美しく、繊細で妖しい作品集です。
    (耽美派イマージュロマン珠玉集だそうです。)
     

  • 京都で漫画といえば駸々堂河原町店の奥だった。いりびたって立ち読みし、ビニールがかけられると眺めながら「つぎ買うリスト」を頭のなかでランキングした。当時でたばかりのBAMBOOHOUSEを買ったのは中学のとき。すぐにひとつまえの人魚變生を買いにいった。河原町店のマンガ担当さんはその後七条に店を開いたという噂で、橋のすぐそばの店にいったらやっぱり凄かった。でも店の奥のエロ本が増えたなーと思ってるあいだにお好み焼き屋になってしまった。近鉄のうえの旭屋のあとは談に戻った。店をハシゴしながら挿絵仕事までことごとく追っかけたけど、やっぱりだいすきなのは最初の三冊だと思って、いやいや東三はぜんぶ永久保存だ、で追っかけは途中でやめてしまった。それでも美しいものを山と見せてもらった。いまでも美しいものがつぎからつぎへとうみだされているんだろうなあ、と思うのは好い気分です。

  • ベタ惚れ。

  • 小説「十二国記」の挿画、山田章博氏の短編集。初版が1972年と、かなり古し。挿画を含む、最近の山田氏の作品も好きだけど、このころの中華マフィア系とか、支那の空気っぽい雰囲気とでもいう作品が良い。線のタッチと陰影が妖艶でもある。で、それでギャグもありというあたりのバランスがたまらない(笑。「魔法使いの弟子」を含む幾つかの作品に出てきている小悪魔のキャラが良い!山田氏の単行本はかなり古いものも集めたのだけど、まだ読んだことがないものがあって、いまだ探し中。あと…ビーストオブビーストはどうなっているんだろう。。。

  • 確かサイン本がどっかに…

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著者プロフィール

1957年高知県生まれ、京都府在住。漫画家、イラストレーター。1981年、『ぱだんぱだん』で漫画家デビュー。代表作は、『BEAST of EAST~東方眩暈録~』、『ロードス島戦記~ファリスの聖女~』など。イラストレーターとしても、多くの装画・挿絵を手掛けており、「十二国記」シリーズは二十余年にわたる代表作。その他、ゲーム、アニメのキャラクター原案、映画のコンセプトデザイン等も手掛ける。1996年、第27回星雲賞(アート部門)受賞。

「2023年 『火狩りの王 〈外伝〉野ノ日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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