美女365日: 甲斐扶佐義写真集

著者 : 甲斐扶佐義

• 東方出版 (1994年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ryoukentさんの感想 · 2019年5月15日]

＜普＞
大きく厚く重い本,写真集である。寝転がって読んでて,うっかり顔の上に落としたするとたぶん大変に痛いだろう。机の上に立てて読むのは,なんだか勝手が違う。すると,椅子に座って膝の上に載せて読むとだいぶ都合がいいことが分かった。縦横くるくる回しながら読む必要があるから。いろいろ試しながらだったからその事に気づいた時には既に1/3くらいは読み進んでしまっていた。重いので最初からもう一度読み返す気にはならなかった。

著者プロフィール

1949年大分市生まれ。68年同志社大学政治学科入学即除籍。
72年ほんやら洞を岡林信康、中尾ハジメらとオープン。77年写真集『京都出町』を出版。78年米国で個展。90年代の10年間、京都新聞紙上にフォトエッセイを連載。2001年以降欧州各地で個展。2009年京都美術文化賞、2014年仏ジャン・ラリヴィエール賞受賞。2013~14年毎日新聞関東版にフォトエッセイを連載。2019年2月から一年間「月刊ふらんす」(白水社) にフォトエッセイを連載。

「2019年 『京都ほんやら洞の猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」