無所有

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著者 : 法頂
制作 : 金 順姫 
  • 東方出版 (2001年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885917431

無所有の感想・レビュー・書評

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  • 昨年お亡くなりになられた韓国のお坊様の随筆。人里を離れて一人自然の中で生活されておられた法頂さんの感性に心が洗われる一冊である。

  • 無所有

    韓国のお坊さんの書いた本。
    とても良い、色々なことを考えさせられる。
    今の自分を省みたり、多くのことを考えさせられる本に出会えることは、
    成長の良い機会だと改めて感じた。


    私達は必要に迫られて物を持つようになるが、時には、その物のためにあれこれと心をわずらわすことになる。つまり何かを持つということは、一方では何かに囚われるようになるということである。それゆえ、たくさん所有しているということは、それだけ多くのものに縛られているという側面も同時に持っているということになるのである。

    たくさん捨てる人だけがたくさん得ることができるという言葉がある。何も持たない時、初めてこの世のすべてを持つようになるというのは、無所有のもう一つの意味である。

    読むという事は何であろうか。
    他の声を通して自分自身の根源的な音声を聞くことなのではなかろうか。

    長生きすることが重要ではない、どのように生きるかが重要なのである。
    どれほどたくさん知っているかという事は、たいしたことではない。知っている事をどれほど生かしているかが、重要な事なのである。

    日々是好日


    同じ寮のインドの人の部屋にカレーを食べに遊びに行った。
    同じ部屋なのに、物が少なくて、広々としていて気持ちがいい。
    自分の部屋はいつの間にかに物で一杯になっていた、
    部屋が広くて綺麗ならば、友人を呼んで飲めるし、所有しないことの大切さを小さく実感。
    部屋も心も広くて綺麗な方がいい。

    Wisdom is not a product of schooling but of the lifelong attempt to acquire it.

  • 1970年代に書かれたエッセイなので、端々に、その時代の韓国の姿を垣間見ることが出来るのが面白い。しかし、エッセイの内容自体は全く古く感じられない。今の時代にも通じる、いや、今の時代にこそ必要なのがこの「無所有」の精神かもしれない。

    私たちは、確かに色々なものを持ちすぎているし、持つことによって自分の首を絞めている。何も持たないことは現実的に無理だけれど、少しでも執着という煩悩を捨てて軽い気持ちで生きて生きたい、そう思わせる一冊。この本に出会えてよかった。

  • 翻訳版が出てるのか~。

    教科書の読本に載っていたのがきっかけで購入した1冊。
    作者は著名なお坊さん。

    物を持たずに生きる。欲を捨てる。
    人は何も持たずに生まれ、何も持たずに死んで行くのだから。
    大好きな1冊。事あるごとに思い出して考える。

  • ものを持つということの難しさ、そして持たないことの素晴らしさ。

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無所有の作品紹介

僧侶であり、エッセイストとしてよく知られている法頂和尚のロングセラー『無所有』と『立っている人』の
中から著者自選のエッセイを収録。法頂和尚は韓国江原道の電気もない小さな村で、薪を拾い、畑を耕しなが
ら、清貧の道を求め、一人暮らしていた。韓国で1976年に刊行されて以来370万部販売のロングセラー。
五木寛之氏も自著で絶賛!◉好評3刷◉

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