- Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
- / ISBN・EAN: 9784885959271
作品紹介・あらすじ
ソ連に生まれ、今ではロシアを代表するキャラクターとなったチェブラーシカ。その来歴と日本での人気の秘密に迫る。図版多数収録。
感想・レビュー・書評
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チェブラーシカ4つの物語を通して、ソ連「停滞の時代」の説明へ。チェブラーシカの退化現象、閉鎖的社会が投影されたストーリー。"かわいい"だけじゃないチェブラーシカの眉毛がいい…。そして、チェブラーシカ…君は私より年上だ!(驚愕の事実
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おすすめ資料 第526回 ロシアの国民的キャラクターといえば・・・?(2022.6.3)
大きな両耳が特徴的な未知の生物チェブラーシカ。
チェブラーシカ(Чебурашка)は、「ぱったり倒れ屋さん」という意味で、「ぱったり倒れる(чебурахнуться)」という動詞から派生して名付けられています。
動物園で「ワニとして働いて(работает крокодилом)」いるワニのゲーナと出会い、様々な冒険をするのです。
絵本、研究書、DVDなど様々な媒体でお楽しみください。
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チェブラーシカのガイドとしてだけどなく、ソ連という社会を考える上でも良書
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ここまでチェブラーシカを深読みするとは思ってもみなかったです…。
ロシアに行ってみたい。というか行く。 -
(登録1000冊目!)
チェブラーシカのガイドして最適ではないか、と。 -
絵本やアニメーションのキャラクターだけではなく、社会主義時代のソ連の社会風刺したお話だった。
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チェブラーの先輩が貸してくれたチェブラーシカの評論。
ロシアでの歴史や日本へ入ってきた経緯などがわかる一冊。
最後に関連本・DVDなどを記載。 -
著者は、文学理論・ロシア文化の先生で、チェブラーシカの誕生から、ロシアでのチェブラーシカ、日本でのチェブラーシカについてまで、幅広い内容が取り上げられていて、オススメです。
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ソ連時代からの児童向けアニメ人形のキャラクターで日本でも大人気で、NECの携帯のマチキャラとかにもなっている。
自分とはいったい何者なのか、という謎は一見問いかける湖と自体がばかげているように見えて、実は万人にとって到底答えにたどり着くことのできない、そして個人の中に不安をかきたてるばかりの迷宮。
チェブラーシカはまさにそんな悲哀と不安を抱えるべく運命付けられた。2001年に日本で人気に火がついたことによって再びチェブラーシカの価値を見出し、改めて時刻の文化に地震を取り戻す1つのきっかけとなった。2004年あてねオリンピックの時は応援マスコットに抜擢された。