- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784886223302
作品紹介・あらすじ
日本各地を訪ね歩いて、家ゴキ、野ゴキを調べて回る。そして、そこから見えてきたこと-。都市化が進むこの時代、彼らは、今や、身近に潜む「最後の野生」ではないのか-。
感想・レビュー・書評
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ゴキブリは身近だけどよく知らなかった。頭だと思っていたのは胸の部分だということ、こんなに種類がいて、家に出るゴキブリはほんの一部で山に住むゴキブリは木屑を食べて生きてるということ、幼虫や卵も見たことはあったけどゴキブリのものだと認識していなかった。ワモンゴキブリはまだ少し苦手だけど、前よりは身近に感じられる。
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読んでいるだけでゾワゾワと来るものがある。
でも面白い。 -
ゴキブリに対する気持ちが良くなりました。ゴキブリにはいろいろな種類があることがわかりました。
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日本にいるゴキブリ中心に書かれた本。
専門的な話はごく僅かで、教師でもある作者が教えている生徒目線で書かれているので、非常にとっつき易い。
家ゴキブリよりも外ゴキブリに焦点を当てているところも嫌悪感をそれほど持たずに読める一因か。
ゴキブリも研究の立場から見たら、謎の多い昆虫のひとつに過ぎないと言うのが良く分かる。
ゴキブリに寄生する冬虫夏草を研究する話のその後が気になる。
ゴキブリの図がほぼ真上からのものに限られていたため、仕事の資料としてはあまり役に立たず。 -
何故かしら、ゴキブリに興味があるのです。
ある日,我が家に出て来たゴキブリを退治したときにふと頭をよぎったのが、『何でそこまで憎いのか?』と言う事でした。
友達に聞いても、なかなか自分にピンとくる答えが返ってこず・・・
それが私のゴキブリ読書の出発点。
そんな中で出会った本なんだけど、全編ゴキブリで占められているわけではないのが残念。
自分の知っているゴキブリはゴキブリという種の中のほんの一部で、それ以外の野外に生息するゴキブリについては全然知らないと言うことに驚愕。
もちろん屋内で見かけるヤツに対しては、今もちゃんと処理しています。でも昔ほどビクビクしながら退治する事はなくなった。
でも退治しても退治しても、多分身の回りに潜んで入るんだろうなぁ。。。
ホント、果てしない戦いですわ。
いつか屋外に棲息するゴキブリに会ってみたいものだ。