ケンタウロス

著者 : 雨宮雨彦

• 鳥影社 (1997年8月6日発売)

感想・レビュー・書評

[無夜さんの感想 · 2008年8月25日]

表題より、ショートショートの「サリグマン島の怪事件」の方が樓主は好き。これは実は別の本にもにおわされているんでした。



　ケンタウロスの方は、ケンタウロスの国にただ一人の人間の僕。みんなから苛められて育った僕はある日王宮からお呼びがかかり女王と面会する･･････。

　ケンタウロスで軍人のライマという女がけっこう気に入りです。ジュリアンもいいけどなんというのか、良い子過ぎるのは嫌かも。

　ここに出てくる女の子はみんな独占欲強いです。





　別の本の「機関車乗り」。鉄道小説です。全部。この人本当にこれが好きなんだなぁと思う。

　泥棒の話はけっこう楽しい。

[さとｐさんの感想 · 2006年10月13日]

上半身が人間で下半身は馬というケンタウロスに育てられた少年の話。ケンタウロスが支配する世界ではあるが、少年はその裏にある真実を知ってしまう。雨宮氏の独特の世界があって、楽しめる。彼の書くお話の中で、強い女たちは何故か少年に引かれていくのである。

[さとｐさんの感想 · 2006年5月26日]

上半身が人間で下半身は馬というケンタウロスに育てられた少年の話。ケンタウロスが支配する世界ではあるが、少年はその裏にある真実を知ってしまう。
雨宮氏の独特の世界があって、楽しめる。彼の書くお話の中で、強い女たちは何故か少年に引かれていくのである。